common days

湖国の片隅でぼんやり暮らしています。

てぬぐいの思い出・・・

2019-05-23 23:56:38 | 旅行

こんばんは。いのっしー♪です。

勤務先の書店に新兵器が導入されることになりました。

レンタルの会計を機械が行うセルフレジが2基、店内で出番を待っています。

今週はそのためのスタッフトレーニングでてんやわんやの日々が続いています。

ご年配のお客様が多いお店で、スタッフもそこそこのお年頃・・。

「老老介護」の文字が頭に浮かびました。

始動前に、3日連続のフルタイムパートで疲れ果てました。

 

100均のダイソーで買ったいかにも「日本」らしいてぬぐい7枚、

今回のフィンランド旅行に持参しました。

ホステルで顔見知りになった方や、助けて頂いた方に差し上げたいと思いました。

「北斎」や「相撲」の柄はヨーロッパの方はお好きかも、と持って行きましたが、

7枚のうち3枚は持ち帰りました。

ホステルでは残念ながら、顔見知りになるほどの出逢いはありませんでしたが

4枚を手渡したそれぞれのシーンは楽しい思い出です。

特に空港の中の薬局で、時間がかかっても熱心に私に薬の説明をしてくれた女性。

身振り手振り、最後にはパソコンの前に案内してくれて日本語に翻訳しながらの説明でした。

私が無事に咳止めシロップとのど飴を買う頃には、私の後ろに長い行列が出来てしまっていました。

翌日、お礼のメモとてぬぐいを持って行って別のスタッフに言づけたのです。

感謝の気持ちが伝わっていたら嬉しいな。

 

 

 

 


2019・ヘルシンキの旅④(終)・・・

2019-05-14 22:46:17 | 旅行

こんばんは。いのっしー♪です。

早くも旅行から1週間が過ぎてしまいましたが現実の力は偉大だと知りました。

いつもの日常を2日、3日と繰り返すともうすっかりまるっと平々凡々な日常・・・。

本当にあんな遠くまで行ったのかなぁ?とまるで夢のようです。

 

最終日の4日目にしてやっと春らしい気候に恵まれました。

最高気温も12℃ぐらいになり、青空が広がっています。

この日は昨年行けなかったマリメッコ本社へ向かいました。

またまた早く着き過ぎてドアの前で30分待ちました。

マリメッコ本社は割引価格の商品が買える上に、

ここの社員さんと一緒に社員食堂が利用できます。

 

元々が高価な商品なので買ったのはほんの少しですが、社員食堂の利用は嬉しかった・・

その日のランチメニューです。

メインをパスタかポテトかを選んで、サラダはビュッフェ式です。

ペンネとオニオンスープが美味しかったです。

向かいの席の方はポテトを選んでいましたが日本の「じゃがバター」のようなものでした。

トレイも食器もナフキンもすべてマリメッコ、社員の方がたのファッションもマリメッコ。

珍しい良い経験ができました♪

 

この日の夕方の便に乗る為に、ヘルシンキ中央駅に向かいました。

綺麗な青空の下のヘルシンキ駅・・・もう見納めです。

最終日になって、やっと食欲が完全に復活した私は機内食を2度とも完食!!

温かくて美味しかったです。

 

この旅行でお世話になったり関わった方のことも追々また披露させて下さい。

旅行はやはり”非日常”です。

普段とは違った場所や人間と接することが、私にはとても興味深い・・・。

まだまだ知らないどこかに行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 


2019・ヘルシンキの旅③・・・

2019-05-13 10:12:25 | 旅行

おはようございます。いのっしー♪です。

昨日の母の日は、珍しく両方の母にカーネーションを贈りました。

山形の母たちからお礼の電話をもらって嬉しかったです。

 

フィンランドの旅行記は続きます。

2日目の「かもめ食堂ツアー」を終えて、雪が降る中アカデミア書店に行きました。

2階建ての真ん中に吹き抜けがある、大きなおしゃれな本屋さんでした。

2階の一角はカフェになっています。

この書店を設計した有名な建築家”アルヴァ・アアルト”の名前が付いた「カフェ・アアルト」です。

「かもめ食堂」の映画では小林聡美と片桐はいりがここで初対面を果たします。

「ガッチャマン」の歌詞を書きながら、ふたりでついつい歌ってしまうシーンです。

私達もここでコーヒーとケーキでひと休みしてから、ホステルへと戻りました。

 

日が変わって翌日です。

またまた早起きしましたよ。

この市営フェリーに乗って、世界遺産の「海上要塞 スオメンリンナ島」に行きました。

主人はかなり興味があったようですが、私は予習不足でした。

「スオメンリンナ教会」です。灯台の役目も果たすそうです。

この島の観光のメインは夏季ということで、施設やレストラン等定休日が多かったです。

訪れた時刻も早すぎたようで、ただただグルグルと歩き回りました。

歩数計を着け始めてから初めて2万歩を超えたのがこの日でした。

右側にちらりと写っているのが潜水艦です。

中は残念ながら見学できませんでした。

 

再びフェリーで戻って来てこちらの「マーケット広場」で昼食にしました。

前日に美味しくて感激したサーモンスープをまた選びました。

こちらはクリームサーモンスープ(ライ麦パン添え)と、フライもののプレートを1皿。

プレートの中身はイワシの素揚げ、オニオンリング、ポテトフライ、野菜ソテーです。

イワシがかなりの量で二人でも食べきれずに袋に入れて持ち帰りました。

この日はお土産などを買った後、疲れたので早めにホステルに戻りました。

 

ホステルの室内です。

電子レンジ、湯沸かし器、コーヒーメーカー、冷蔵庫があってなかなか便利でした。

ただ水を使うには部屋を出ないといけません。

女子シャワー室の洗面所です。

 

女子シャワー室です。

ホステルは約20室で区切られていて、それぞれに男女分けられたトイレとシャワー室(3基)、共同のキッチン(流しのみ)談話室などがありました。

歯磨き中にドイツの女性から話しかけられましたが、どこから来たのかと何泊するのかしか答えられずに困った顔をしていたら「OK、OK!」と言いながら立ち去りました。

スマホとWiFiを持っていないと、会話は出来ません^_^;

 

毎日食べているヨーグルトをフィンランドでも・・・とスーパーで買ったものは

開けたらサワークリームでした。

面倒がらずに検索してから買えばよかった・・・

 

お付き合いありがとうございます。次がやっと最終回の予定です。

 

 

 

 


2019・ヘルシンキの旅②・・・

2019-05-11 21:20:12 | 旅行

こんばんは。いのっしー♪です。

今日はこちらは28℃まで気温が上がりました。

職場はそろそろ半袖が必要です。

 

打って変わって、寒かったフィンランドの2日目です。

「かもめ食堂ツアー」というオプショナルツアーを申し込んでいました。

午前半日の、映画「かもめ食堂」のロケ地等をまわるツアーです。

ヘルシンキの森と湖が体験できるのでこちらを選びました。

待ち合わせ場所にまず現われたのが「初めまして!〇〇さんですか?」と挨拶してくれた

活発そうな笑顔の綺麗な女性・・・。

「私は〇〇です。まだ見習いですがよろしくお願いします。」と流暢な日本語です。

「ほんとうのガイドはもうすぐ来ます。」と言ったかと思うとすぐに到着したのが、

なんと昨年「ヘルシンキ市内観光ツアー」でお世話になったガイドさんでした。

昨年の写真を見せて「お久しぶりです。」と言いましたが、あちらは憶えてなくて当然です。

私達夫婦とガイドさん2人という贅沢な4人のツアーでした。

早速念願の「ヌークシオ国立公園」へ・・・。

 

地面はふかふかの大地でした。

落ち葉が積み重なったままの自然の地面は歩いても疲れません。

静かな中に聞こえてくるのは鳥の鳴き声や小川の流れる音・・・。

なにか懐かしいような時間を忘れるひとときでした。

 

途中の休憩所で火をおこし、シナモンロールを温めてコーヒーや紅茶と一緒にひと休みしました。

こちらの二人がガイドさん(手前)と見習いさん(奥)とっても美人さんです❤

息子のお嫁さんにお願いしたいと思いましたがお二人とも既婚者でした。

火おこしに苦労していたので主人が張り切りました(笑)

ヌークシオ国立公園はとても広くて、半日ツアーでは一部を散策することしかできませんでしたが、できるなら夏に来てゆっくり歩きたい。

インドア派の私でもそんなことを感じるような森でした。

 

次に行ったのが「イッタラ・アラビアデザインセンター」。

少し前までは「アラビア」の工場だった建物を複合店舗に改装したものだそうです。

フィンランドの誇りだった磁器は今は国内では製造していないとガイドさんが残念そうでした。

ここではお土産を見てまわりました。

 

最後がここ「カフェ・ウルスラ」です。

景観が素晴らしい「カイヴォプイスト公園」内にあります。

「かもめ食堂」の映画の中ではストーリー後半、みんなで並んでサングラスをかけてくつろぐ・・というシーンを撮影した場所です。

ここで食べたサーモンスープが私は忘れられません。

とても美味しかった・・・という理由もありますが、私達が大鍋からよそった直後にスタッフが鍋ごと交換しに来たんです。

交換したあとの方の器を見たら、まるでスープとは呼べないほど肉じゃがか何かのように鮭が山盛りにゴロゴロ入っていましたよ。

私達はなべ底をさらった最後の客だったんですね~^_^;

それにしても美味しいスープでした。

 

半日のツアーはここで終わりです。

ふたりの美人に主人はバッグの中の日本のお菓子をセッセとプレゼントしていました。

私もおふたりに又会いたいです。

今回の旅のメインイベントが終わるとウソのように天気が崩れ、午後から雪が降って来ました。

青空の下で散策が出来てラッキーでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2019・ヘルシンキの旅①・・・

2019-05-10 10:17:05 | 旅行

おはようございます。いのっしー♪です。

情けないことに、昨日は久しぶりの一日パートでグッタリ疲れました。

「今日はジジィの日だよな~?」とシニアデーのことを確認してきた男性客に向けた笑顔にも

我ながら疲れが出ていたような気がします・・・反省です。

 

今回の旅行もフィンランド航空にお世話になりました。

関西空港から約10時間の空の旅です。

お昼の機内食ですが残念ながら風邪のせいで食欲が無く、左上の蕎麦が有難かった❤

メインのチキンも半分以上は主人に押し付けました。

 

2度目の食事は「ドリア」と言ったつもりが(もうひとつは聞き取れず・・)開けたらお粥でした。

弱っている身体にはこれが本当に美味しかった。

 

映画を鑑賞したり眠ったりを繰り返しながら、無事にフィンランドのヴァンター空港に到着。

到着はしましたが、ここからが大変でした。

予約していた旅行会社から届くはずのコードNOを知らせるメールが届いていません。

コードNOを入力してホステルの玄関や部屋のドアを開けるというシステムなので

もしやこの寒空で野宿?はたまた映画「ターミナル」のように空港内キャンプ??

などなど想像して身体中の毛穴が開きました。

直接ホステルに行こうかとも思いましたがフロントは常時有人ではないので、まずは現地の旅行会社へ連絡するために空港のインフォメーションへ。

ここにいた日本語が話せるスタッフが私たちの神様でした。

実はこの旅行は、予約時点ですでにつまづいていたんです。

そもそもホステルという存在を知らなかった私が、なんて安いホテルだろう?と喜んでポチッとしたのが今回の「フォレノムホステル・ヴァンター・エアポート」でした。

しかもキャンセル不可の契約で、ホテルでの朝食を楽しみにしている主人は当初「俺は行かない!」とへそを曲げました。

朝食が付かないどころか、トイレもシャワー室も共用だと私も初めて知りガッカリしましたが、

何せ自分でポチッとしたんですから・・・・。

そこの情報や写真を集めて必死に主人をなだめての今回の旅でした。

その上でのメール不着の問題で、主人の不満も相当だったでしょう。

 

でも空港の日本語ができるスタッフのお蔭で何とか契約を確認してもらうことが出来ました。

当時最高気温5度や7度のフィンランドで野宿せずに済みました(T_T)

 

お気楽すぎる妻との旅でヒヤリとしたことは多々あると思う主人ですが、

おそらく今回が最高だったでしょう。

 

ちなみに私としては前回の韓国の女子旅で、帰りの飛行機に乗り遅れるという失態をやらかしたので今回はそれに次ぐものでした。

 

ホステルに荷物を置いて、1年ぶりのヘルシンキ中央駅へ着きました。

このたたずまい・・・・。再会の感慨に浸りました。

 

「キアズマ国立現代美術館」正面入り口の「マンネルヘイム像」です。

第一日目はここ、翌日の「かもめ食堂ツアー」の集合場所の確認だけで終わりました。

ホステルは空港には近いけど、ヘルシンキ市内中央には遠い・・・。

10連休が決まったと同時にどんどんツアーが売り切れて、焦って予約したすべて私の責任です。