
これで今クールのドラマはもう最後。ってもう最終回からだいぶ経ってますけど。えーとすみません、「花より男子」見てました。
原作のマンガは読んだことはありませんが、高校生の頃、周りの女子が話題にしていたのを覚えています。「だんご」=「男子」って、なんかスゲーな…などと思っていました。
で今回のドラマ。なにやら急遽制作が決まった事情があったようですが…主演の井上真央は、「キッズウォー」の頃から注目していたので、今回ついにキターという感じでした。これまでも連ドラには登場していましたが、「ホームドラマ!」で家族を亡くした高校生や、「救命病棟24時」では自殺未遂を起こした少女など、暗い役どころが多かっただけに、今回の突き抜けた明るい女の子役は光っていますね。キャラ的には「キッズウォー」の茜に近いものがあります。一人称が「オレ」ではなく「私」だったのは、最初はちょっと違和感がありましたが(笑)。
原作は読んでいないのでわかりませんが、主題歌を見る限り、てっきり4人のイケメン「F4」がつくし(井上真央)を取り合うストーリーがメインになるのかと思いきや、恋愛相手は道明寺(松本潤)が中心でしたね。途中までは花沢類(小栗旬)もからんでいましたが。総二郎(松田翔太)とあきら(阿部力)は、話の中心にはそれほどからんできませんでした。この2人は初めて見ましたが、なかなかの存在感ですね。今後も期待。
キャストに惹かれてけっこう期待していたのですが、見続けるうちに、ちょっと飽きちゃいました。というのもう~ん、なんでしょう。つくしと道明寺の恋愛がある一方で、桜子の陰謀や、道明寺の母親のつくし潰しや、最終回のミスコン・TOJ…など、いろんな要素を入れすぎたかなーという。「恋愛」なのか「バトル」なのか、メインテーマが定まっていなかったような気もします。個人的には、道明寺財閥とのバトル中心のほうが、爽快で面白かったような気がします。そして肝心のつくしと道明寺の恋愛ですが、すんません、道明寺に感情移入できませんでした。何かあったらすぐに暴力を振るうという自分勝手な性格で、でも「オレはお前を信じてる!」って、なんかなー。いや、つくしを想うという意味で、行動に一貫性はあるのですが。うーん、ある意味で人間的に強すぎるというか、人間らしくないというか。ましてや高校生(役)。もう少し、弱い部分も見たかったですね。でも、視聴率は20%そこそこで、意外とよかったんですね。(まああとは単純に、20代後半の男が見るには、対象年齢的にツライというのもありますが…)
つくしの演技もなかなか。「キッズウォー」の「ざけんじゃねぇよ!!」がここで生きてくるわけです。個人的に気に入ったのが、道明寺の母親にタンカを切るシーン。庶民の魂を感じました。
井上真央にとっては、大きな飛躍となった作品でした。この路線で、今後も突っ走っていってほしいものです。
原作のマンガは読んだことはありませんが、高校生の頃、周りの女子が話題にしていたのを覚えています。「だんご」=「男子」って、なんかスゲーな…などと思っていました。
で今回のドラマ。なにやら急遽制作が決まった事情があったようですが…主演の井上真央は、「キッズウォー」の頃から注目していたので、今回ついにキターという感じでした。これまでも連ドラには登場していましたが、「ホームドラマ!」で家族を亡くした高校生や、「救命病棟24時」では自殺未遂を起こした少女など、暗い役どころが多かっただけに、今回の突き抜けた明るい女の子役は光っていますね。キャラ的には「キッズウォー」の茜に近いものがあります。一人称が「オレ」ではなく「私」だったのは、最初はちょっと違和感がありましたが(笑)。
原作は読んでいないのでわかりませんが、主題歌を見る限り、てっきり4人のイケメン「F4」がつくし(井上真央)を取り合うストーリーがメインになるのかと思いきや、恋愛相手は道明寺(松本潤)が中心でしたね。途中までは花沢類(小栗旬)もからんでいましたが。総二郎(松田翔太)とあきら(阿部力)は、話の中心にはそれほどからんできませんでした。この2人は初めて見ましたが、なかなかの存在感ですね。今後も期待。
キャストに惹かれてけっこう期待していたのですが、見続けるうちに、ちょっと飽きちゃいました。というのもう~ん、なんでしょう。つくしと道明寺の恋愛がある一方で、桜子の陰謀や、道明寺の母親のつくし潰しや、最終回のミスコン・TOJ…など、いろんな要素を入れすぎたかなーという。「恋愛」なのか「バトル」なのか、メインテーマが定まっていなかったような気もします。個人的には、道明寺財閥とのバトル中心のほうが、爽快で面白かったような気がします。そして肝心のつくしと道明寺の恋愛ですが、すんません、道明寺に感情移入できませんでした。何かあったらすぐに暴力を振るうという自分勝手な性格で、でも「オレはお前を信じてる!」って、なんかなー。いや、つくしを想うという意味で、行動に一貫性はあるのですが。うーん、ある意味で人間的に強すぎるというか、人間らしくないというか。ましてや高校生(役)。もう少し、弱い部分も見たかったですね。でも、視聴率は20%そこそこで、意外とよかったんですね。(まああとは単純に、20代後半の男が見るには、対象年齢的にツライというのもありますが…)
つくしの演技もなかなか。「キッズウォー」の「ざけんじゃねぇよ!!」がここで生きてくるわけです。個人的に気に入ったのが、道明寺の母親にタンカを切るシーン。庶民の魂を感じました。
井上真央にとっては、大きな飛躍となった作品でした。この路線で、今後も突っ走っていってほしいものです。