ウェブ進化論の梅田望夫と芥川賞作家、平野啓一郎の対談形式の一冊。まったく異色の組み合わせで、そこにひかれて手にしてみた。
ウェブ2.0で一世を風靡した梅田さん、ウェブ進化論ではちょっと肩に力がはいっていた感があったけど、この1冊とあわせて読むと、もっと素直に受け入れられる。基本的にこの人は、ウェブによる変化を、楽観的というか、肯定的に受け止めているのが全体のトーンを明るくしている。むしろ、若い平野くんのほうが、立場の違いもあるだろうが、悲観的。
いずれにしても、これまでの10年と同じく、あるいはそれ以上に大きな社会的な変化が起こり続けるだろう、というのは二人に共通する認識。
その昔(1995年)、村井純が『インターネット』(岩波新書)をあらわしたときに、その中で述べられている変化を、自分は「技術の問題」としか理解できずに、「社会の問題」と認識できなかった。実は、IIJの創業者の一人が大学のサークルの先輩で、92年ぐらいに「インターネットの凄さ」をその先輩から聞いていたのに、まったくぴんときていなかった自分。。。
もしそのときに、今の世界を予想する想像力があれば、今頃、なんかの起業家になれていたかも・・・。結局、一番大事なのは、一人ひとりの想像力、ってことなんでしょうかね。
ウェブ2.0で一世を風靡した梅田さん、ウェブ進化論ではちょっと肩に力がはいっていた感があったけど、この1冊とあわせて読むと、もっと素直に受け入れられる。基本的にこの人は、ウェブによる変化を、楽観的というか、肯定的に受け止めているのが全体のトーンを明るくしている。むしろ、若い平野くんのほうが、立場の違いもあるだろうが、悲観的。
いずれにしても、これまでの10年と同じく、あるいはそれ以上に大きな社会的な変化が起こり続けるだろう、というのは二人に共通する認識。
その昔(1995年)、村井純が『インターネット』(岩波新書)をあらわしたときに、その中で述べられている変化を、自分は「技術の問題」としか理解できずに、「社会の問題」と認識できなかった。実は、IIJの創業者の一人が大学のサークルの先輩で、92年ぐらいに「インターネットの凄さ」をその先輩から聞いていたのに、まったくぴんときていなかった自分。。。
もしそのときに、今の世界を予想する想像力があれば、今頃、なんかの起業家になれていたかも・・・。結局、一番大事なのは、一人ひとりの想像力、ってことなんでしょうかね。
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