Inachan's Corner

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We created the pandemic crisis ourselves,by going too far

2020-08-14 | 4-4:ブック
ハーバードビジネスレビュー 8月号 五箇公一さんの記事より

新型コロナ感染症パンデミックの根本原因は、「人間活動による過剰な搾取」が原因。人間と自然界の境界線を人間がことごとく崩壊させてきた。
世界値陸地の7%にすぎない熱帯雨林。ここに世界の動植物の4分の3が生息している。現在、毎年520万ヘクタール熱帯雨林は幻想している。結果的に、病原体が原生林から、スピルオーバーしている。

感染症パンデミックと、生物多様性の崩壊と、気候変動の原因は通底している。


見方を変えると、生態系のバランスからみれば、500万から1000万が最適とされる生存可能個体数が77億までふくれあがっている人間は、格好の標的。ウィルスの餌食。


生物の世界では、地域ごとの環境に適応した集団が分化して生息し、集団同士がゆるやかにつながって、適度な遺伝子流動や物質流動を保つ状態を『メタ集団構造』と呼ぶ。大きな一塊の構造よりも、この構造の方が環境変化に対するレジリエンスが強い。

地方に分散した人が、地域ごとに経済を自立させ、緩やかにつながるネットワークを構築する。新しい地域分散型社会への移行するための行動変容として、その第一歩の行動は「地産地消」だろう。

新しい生き方と社会をどう作り出していくのか。人間の知性と理性が問われている。
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