(仮)日本の医療 

医療の歴史を観る
文責 岡村常実

癌・予後統計(20年間の致死率・入通院率・完治率)

2015-10-07 23:22:52 | コラム

過去20年間、癌発症者(罹患者)数累計を母数とした死亡率(致死率)・有病率(入通院・総患者数)及び完治率(統計上消息不明者)の割合を癌種別に推定した。年次毎の死亡者数/有病者数の比率では然程高率では無い。だが、累計での死亡者率では以外に厳しい結果だ。但し、EXCEL 集計なので演数に瑕疵があるかも知れない。僕的には参考にでもして貰えればGOODである。

 

有病者数(罹患者総数)は厚労省の Patient Survey2011 に掲載された数値とその傷病コード(ICDcode)から罹患者数及び死亡者数をcancer_mortality(1958-2013)cancer_incidence(1975-2011) から、其々引用した。

上皮内がん(非浸潤)は原則的に算入されていません。

神経中枢や腎は有病者統計と罹患者集計や死亡者集計等で ICD コードが異なる為、推定していません。

 

性特異的で無い癌種は男女合算です。まずは致死率ランキングから・・・。

 

続いて全部位がん

 


 

全部位がんの罹患者集計では多重がん(ICD c97)は含まれていません。C00-c96迄の罹患集計です。

 

致死率最下位の子宮体部から

乳がん罹患者集計ではICD D05(上皮内がん) を排除した結果2003年から2011年の集計となりました。

 

 

 

 

 

大腸がんの罹患者の集計の一部にC21(肛門)が含まれています。

 

 

 

 

SOURCE

cancer_mortality(1958-2013)

cancer_incidence(1975-2011)

平成23年患者調査(傷病分類編) - 厚生労働省 

Patient Survey2011

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/10syoubyo/dl/h23syobyo.pdf

 

 

 

 

 


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