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軽量なカメラシステム

2024年08月19日 | 機材について
最近良くカメラが重く感じるので軽いカメラにしたいという相談を受けるので、ちょっと考えてみました。自分も重さは気にしてカメラやレンズを選んでいるのですが、やはり重く感じることがままあります。

こちらは自分の使っているカメラとレンズを中心にレンズカメラ合わせた重量を計算してみたものです。


これで1kgあるとやはり短時間は良いのですが、1日持ち歩くと重く感じます。500gぐらいであれば結局使わなくてもまあ許容できる感じです。パンケーキタイプのレンズであれば軽量なのですが、自分は望遠スナップが撮影の中心なので、それだけではちょっと物足りません。
実際に軽量なレンズとして使うことが多いのが OMDSの60mmF2.8マクロとキヤノンのRFS55-210mmF7.1です。

OMDSの60mmマクロは少し細長いレンズですが、185gと軽量で、等倍までのマクロ撮影が可能、写りも開放ではやや甘い感じはありますが、1段絞れば良くなります。OMDSには90mmマクロのPROレンズもあるのですが、解像的にはこちらの高価なレンズにもひけをとりません。フルサイズ換算で120mm、フォーカスリミッターもあって使いやすいレンズです。
問題はこのレンズにどのカメラを使うかということです。OMDSは新しく開発したカメラをほとんど出せていなくて、選択肢はあまりありません。比較的軽量なOM-5も内容は2019年に出されたE-M5Ⅲのマイナーチェンジといったカメラですが、そのE-M5Ⅲのセンサや画処理エンジンは2016年に発売されたE-M1Ⅱからのほぼ流用です。ちょっと古すぎます。ただOM-5は発売時は割高だと思ったのですが、最近軒並み新製品が高いので、それほどとは感じなくなりました。今持っているOM-1は600gほどあって、けっして軽量とは言えません。それに比べればOM-5は400gちょっとなのでまあ軽いのですが、買い増しするには躊躇してしまいます。

他社にはOMDSの60mmマクロほど軽量なマクロレンズはあまりありません。それでも一眼レフのころはAPS-C専用のマクロレンズがあったのですが、ミラーレスマウントではフルサイズ用のみのようです。

キヤノンのRFS55-210mmは、ダブルズームレンズキット用のレンズですが、270gと望遠ズームとしてはまあまあ軽量で、フルサイズ換算だと0.448倍とまあまあ接写が効くので良く使います。写りは高価なレンズほどではありませんが、それなりに良く写るレンズです。キヤノンはAPS-Cでもしっかりモデルチェンジをして、バリエーション展開しているので、ハイエンド機と同様の操作性を持つR10か、AFなどの基本性能は同じでより軽量化したR50か選択することができます。重量差は約50gです。R-10でOM-5よりも1万円ほどは安く、重さは15gほど重たいです。

OMDSのマクロフォーサーズ機では過去に269gのモデルがでていたこともあります。さらなる軽量化も余地はあるので60mmマクロを付けても400gといったものも可能性はあると思うのですが、現状では出てくる気がまったくしません。一方どのメーカーもAPS-C用レンズにはあまり注力しておらず、軽量なマクロが出てくる可能性はあまりありません。60mmF3.5ぐらいのハーフマクロでコンパクトだと使いやすいと思うんですけど。
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