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フルサイズミラーレスについて(その2)

2018年03月18日 | 機材について
フルサイズミラーレスについて気になっていることを整理してみたいと思います。昨日は「フルサイズは高画質化か?」ということについて書きました。今回は「新マウントはメリットがあるか」について考えてみます。

昨日も書いたように、ニコン、キヤノンのフルサイズミラーレスは新マウントを期待する意見が多いようです。今のマウントのままだと小さくならない、新マウントで新しいレンズをという意見が多くみられます。
ミラーレス専用のマウントとしては、ソニーのEマウント、富士フィルムのXマウントがあるのですが、同じセンササイズを使うキヤノンやニコンに比べコンパクトという訳ではないようです。フォーサーズはマイクロフォーサーズにすることで大幅にコンパクトになったのですが、これはフォーサーズの規格が、センササイズが1/2になったのに、バックフォーカス(レンズ後端からセンサまでの距離)が1/2になっていなかったため、望遠レンズは1/2にできたのですが、標準ズームや広角レンズは小さくできませんでした。つまりマイクロフォーサーズはセンササイズの小型化に伴うレンズの小型化をおこなったといえます。
またマウントを変えずに、バックフォーカスのみ変えるという手法はキヤノンがEF-Sマウントですでに実施しています。

またカメラが小さくならないという点については、キヤノンの場合はEF-Mマウントがあるわけですし、ニコンFマウントについてはフィルムカメラでは十分コンパクトなカメラがあります。
FM10 - 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
フィルムカメラなのでもちろんフルサイズです。これぐらいの大きさで握りやすいグリップがあれば個人的にはベストです。今使っているマイクロフォーサーズのE-M1MK2はこれに比べるとやや背が高いです。

以上のように新マウントを採用するメリットはあまり感じませんが、良い意味で驚かせてくれることを期待したいものです。

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