食事の見直し

さっそくやってみよう

看護師の食事にありがちな早食いと、夜勤は太りやすいという問題について

2024-03-28 13:38:27 | エネルギー

日々業務に追われる看護師は、ゆっくりと食事を取るのが難しく、限られた時間の中で空腹を満たし、エネルギー補給を行うために早食いになってしまいがちです。しかし、早食いにはデメリットがあり、体に良くありません。例えば、早食いをしてしまうと、しっかりと食材を噛めていない問題があります。そのため、消化吸収のために体に負担がかかり、また時間もかかることから、消化不良による胃もたれなどを起こしやすくなってしまいます。また、胃が満腹だと脳が判断するためには、食べてから時間が必要なのですが、早食いしてしまうとその判断が間に合いません。そのため必要以上に食べすぎてしまい、しばらくしてからお腹が苦しくて「食べ過ぎた」と感じることになるのです。

他には、特に夜勤業務の時の看護師も、食べすぎてしまいがちな傾向があります。昼間に寝て夜に動くという、普段とは異なる生活リズムになるため、いつも以上に気をつけて食事を取らないとお腹が空きすぎてしまい、夜勤明けに食欲が抑えきれずドカ食いするなど、つい食べすぎてしまうのです。また、睡眠不足によりホルモンバランスが崩れると、食欲が増進されることもあり、業務中に個包装のお菓子を摘まんでしまうこともよくあるのですが、1つ1つは小さくても甘いものはカロリーや脂肪分が高いため、あまり体には良くないと言えます。夜の22時から翌日2時までの約4時間は、体が脂肪を蓄えやすい時間帯で、それは仕事をしていても寝ていても変わりません。「夜勤は太りやすい」と言われるのは、この時間帯に食べてしまうのが一因だと言えるでしょう。今からすぐにでも〈看護師の食事事情〉を読んで、改善を試みてはいかがでしょうか。