食事の見直し

さっそくやってみよう

忙しい看護師にとって食事の役割とは?

2024-04-24 13:38:27 | 食事

体も酷使し、いろいろと気も使うので精神的にも疲労が大きい看護師の仕事。食事はそんな看護師の生活を彩り、癒しを与えるもののひとつではないでしょうか。それだけではなく食事は栄養の面からも日々の仕事をサポートしてくれる存在でもあり、多方面から影響を与えてくれます。まず、食事は生命の活動を維持するためのエネルギーです。食事を取らないとエネルギーを得ることができず、体を活発に動かすことができません。しっかり食事を摂らないと仕事をすることもままならないでしょう。自己流のダイエットには気をつけるべきです。食事は生活リズムの調整にも一役買っています。看護師の勤務は不規則ですので油断するとすぐ体内リズムが乱れてしまいます。体内リズムが乱れると日勤帯でも食事の時間を調整することでこの乱れを最小限にとどめることが可能となります。

また、食事には心を安定させたり落ち着かせる効果もあります。好きなものを食べたり、おいしい、と感じることは私たちが思う以上に幸福感を高めてくれます。ストレスフルな生活を送っている看護師も多いはず。食事は看護師にとって、仕事を続ける上での精神的なサポートも担ってくれているといえます。休憩時間などで他の看護師と食事をとることも多い看護師。一緒に食事を摂ることは社会的意義があり、人との繋がりを保つのにとても有効です。看護師の仕事はチームワークです。一緒に食事を摂ることは一緒に仕事をしていくためにも大切な過程となります。心身の健康が仕事をする上で一番大切なことです。食事はそれをどちらの面からもサポートしてくれることを意識してみると食事の見方も少し変わるかもしれません。


看護師の食事にありがちな早食いと、夜勤は太りやすいという問題について

2024-03-28 13:38:27 | エネルギー

日々業務に追われる看護師は、ゆっくりと食事を取るのが難しく、限られた時間の中で空腹を満たし、エネルギー補給を行うために早食いになってしまいがちです。しかし、早食いにはデメリットがあり、体に良くありません。例えば、早食いをしてしまうと、しっかりと食材を噛めていない問題があります。そのため、消化吸収のために体に負担がかかり、また時間もかかることから、消化不良による胃もたれなどを起こしやすくなってしまいます。また、胃が満腹だと脳が判断するためには、食べてから時間が必要なのですが、早食いしてしまうとその判断が間に合いません。そのため必要以上に食べすぎてしまい、しばらくしてからお腹が苦しくて「食べ過ぎた」と感じることになるのです。

他には、特に夜勤業務の時の看護師も、食べすぎてしまいがちな傾向があります。昼間に寝て夜に動くという、普段とは異なる生活リズムになるため、いつも以上に気をつけて食事を取らないとお腹が空きすぎてしまい、夜勤明けに食欲が抑えきれずドカ食いするなど、つい食べすぎてしまうのです。また、睡眠不足によりホルモンバランスが崩れると、食欲が増進されることもあり、業務中に個包装のお菓子を摘まんでしまうこともよくあるのですが、1つ1つは小さくても甘いものはカロリーや脂肪分が高いため、あまり体には良くないと言えます。夜の22時から翌日2時までの約4時間は、体が脂肪を蓄えやすい時間帯で、それは仕事をしていても寝ていても変わりません。「夜勤は太りやすい」と言われるのは、この時間帯に食べてしまうのが一因だと言えるでしょう。今からすぐにでも〈看護師の食事事情〉を読んで、改善を試みてはいかがでしょうか。