一応ウチには娘が二人いるのでこの時期には雛人形を飾る。とはいえ、狭い我が家では七段飾りなんて場所取りまくりであり得ませんので、男雛女雛だけのシンプルなもの。でも、同じ金額なら段数の多いものより作りが細かいし、何より人形の顔の作りが素晴らしい,と思う。これはこれで正解だと思います。けれど、許せない部分が有ります。畳屋ならではかもしれませんが。
当然のようにおひな様ご両人は畳の上に座っております。で、その畳が問題。まず、床の間にあたる部分の貧弱さ。縁はフリントもののスンゴイ化繊だし、肝心な表は龍鬢風の化学表。おもむきは全く無し。そしてお二方が鎮座する八重畳風の置き畳。なんとホームセンターの上敷きにでも使わないような汚くてガサガサな草の中国産双目表。縁はウンゲン風ではあるが見るからに包装紙の様な質感。
毎年おひな様を出す度に「よっしゃぁ~俺がなんとかしてやろう!」と思いつつ早七年。今年は技能検定の講習会が最優先だから難しいなぁ。ごめんよ,娘たち&ご両人。
当然のようにおひな様ご両人は畳の上に座っております。で、その畳が問題。まず、床の間にあたる部分の貧弱さ。縁はフリントもののスンゴイ化繊だし、肝心な表は龍鬢風の化学表。おもむきは全く無し。そしてお二方が鎮座する八重畳風の置き畳。なんとホームセンターの上敷きにでも使わないような汚くてガサガサな草の中国産双目表。縁はウンゲン風ではあるが見るからに包装紙の様な質感。
毎年おひな様を出す度に「よっしゃぁ~俺がなんとかしてやろう!」と思いつつ早七年。今年は技能検定の講習会が最優先だから難しいなぁ。ごめんよ,娘たち&ご両人。
ここ何年かひな人形は出していませんね。
自分の家の畳も、結局後回しです。
お客様の家より痛んでいたりして。
自分の家ならクレームOK!(?)ですから。
どのうちも(畳屋)似ているんですね!
うちの父は未だに店頭のお雛様の畳を見て
あーだこーだ言ってます。
お人形よりそこにしか目がいかないらしい。
私が20歳の頃、父作のお雛様の畳を作ってくれました。
家の畳も、お客様より痛んでるなぁ~きっと。
でも長持ちはしてるかも!?
自宅でも結構厳しいクレームを頂いて辟易しますが(爆)。安っぽい材料だとイライラするんだそうです、ウチの母。
>Chonan'sさん
いつも眺めさせてもらってますよ、Joe。素晴らしいセンスで上手く畳を現代風にアレンジされてて、これは畳屋には出来ないなぁ、と感心していました。Chonan'sさんは畳職人になりたいとのこと。ですが、どうでしょう、畳屋に出来ない目線や考え方がすごくうらやましく思えます。両方兼ね備えた畳屋さんはなかなかいないですよねぇ。
私は畳職人にまだなれませんが、Joeで成功してお父さんが認めてくれたら
普通の畳を教わりたいな~って思います。
職人じゃないお陰で、畳の基本や固定観念がないので、自由な発想が生まれるのは
私にとっては良かったことです。
もし10年前に畳屋を継いでいたら
Joeは生まれなかったかもしれませんしね!
畳のお仕事に関わるまでは、人形を見ていたのに
今ではすっかり畳しか見てないです。
各地で開催されている雛人形のお祭りも、畳に興味があって見に行ってます。
ちょっと違うんじゃない…と思いつつ、やめられないです。(^_^;)