先日、なんばパークスシネマで行われた舞台挨拶の模様を、
番組で紹介させてもらいました。
大森一樹監督、松坂慶子さん、NMB48の藤江れいなさんの声も
番組でお送りしました！
大きな拍手の中登場した三人・・なんですが、
「あっ」という声をあげて、松坂慶子さん、袖に帰ってしまいました！
この日のためにベトナムで買ったというアオザイの裾を踏んでしまい、
ホックが取れたとのこと。
「ちょっとやってて～」
って可愛い声を残して・・
がんばれ司会の田辺ユウキ氏!
あらら。どうしましょうって感じでスタートした舞台挨拶。
でも、
ハプニングも結果オーライ。
大森監督がつなごうと積極的にお話をしてくださったり
みなさん笑顔で。
あったかい・・
撮影の雰囲気も良かったにちがいないと
思わせてくれる素敵な空気でした。
ベトナムで日本語教師として働く日本人女性・小松みゆきさんが
認知症のお母さんとの暮らしをつづった「越後のBaちゃんベトナムへ行く」をベースに
フィクションを交えて描いた作品。
ベトナムの言葉を自然に話される松坂慶子さん、
発音が難しく、ずいぶん苦労もされた様子。
それから、ベトナムの言葉って長いんだそうです。
同じ表現をするのにも日本語と長さが違うので
字幕が短かったとしても手抜きじゃないんですよ！なんてお話も。
日本とベトナム初めての共同制作というこの作品。
どこか懐かしさを感じさせてくれるベトナムの風景、
映画の中に登場する現地の人々の人柄がほんと素敵で
優しい気持ちに・・
介護、戦争をはじめとしたつらい歴史をがっつり捉えつつも
明るく優しいタッチで描いているので
ふわっと楽しい気持ちで楽しめて、
その重みがすーっと染みてくる。
最後に流れる松坂慶子さん自身の歌声も
とっても優しいです。
そうそう、吉川晃司さんが、吉川晃司役！で登場されます。
そういえば、吉川晃司さんの映画初出演作「すかんぴんウォーク」は
大森一樹監督の作品でした。
いきなりバタフライで海からの登場、びっくりしたっけな。
懐かしい！(余談）
「ベトナムの風に吹かれて」
監督／大森一樹
原作／小松みゆき
出演／松坂慶子：草村礼子
藤江れいな：山口森広：貴山侑哉：斎藤洋介：吉川晃司(友情出演）
松金よね子：柄本明：奥田瑛二／他（敬称略）
映画「ベトナムの風に吹かれて」は現在なんばパークスシネマ他で公開中。
各地順次公開予定とのことなので
チェックしてみてください！
写真左から
大森一樹監督、松坂慶子さん、藤江れいなさん（NMB48）
