「ただいま、10階で火災発生!という設定です。これは消防訓練です。住民の皆さんはガスなどの火を止め、戸締まりをして、今すぐ広場に避難して下さい。繰り返します…」
そういえば回覧板に書いてあったかも。忘れてた…
しかし広場に避難してたら仕事に間に合わない!本当に火災が起きたらそんな事も言ってられないのだけれど、ここはひとつ、ご近所さんに会わないよう、避難から避難した(笑)
こっそり写真だけは撮ったよ
避難訓練といえば、思い出すのは小学生の頃。
当事東京に住んでいた私。
朝礼では常に「もうすぐ関東大震災が起きる」と聞かされ、実際に中規模の地震も時々あったりしたので
避難訓練も現実味を帯びていた。
整然と並びグラウンドに移動する生徒達。
ほんの2、3分で全員集合。前回より何秒早くなったぞ!との先生の報告に歓声があがる。
子供たちにとったらゲーム的な感覚だったのかもしれないが、とにかく『冷静に素早く』を叩きこんでもらった。
小学校途中で大阪に引っ越しし、一番驚いたのがこの避難訓練。
うだうだ、だらだら
ヤル気なくしゃべりながらの移動。無駄に時間がかかるだけ。たまたま、私のいた小学校がそうだっただけかもしれないけど…
何かが起きても、この訓練が役立たない事は確かだな…と思ったのを覚えてる。
それでも、地震と縁がない感じの土地に住めたのは嬉しかったのに、突然の阪神大震災・・。
この国にいる限り、地震と縁がないなんてわけにはいかなかったんだな。
まさか。は、まさかであってほしいし、
できたら考えたくないけれど、
備えで消える憂いが少しでもあるのなら、
できることはしておきたい。
いや、しないといけない。んだよね。
天災にはずっと忘れておいてほしいものだけれど・・
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