「あまり意味も無く他の城姫を見つめてはいけませんよ。わ、私を見るのはいいんです。私は慣れてますし、がまん出来ますから!」
筒井順慶によって築かれ、羽柴秀長の居城となった大和郡山城。ダメな城主を叱り、自分はしっかりしないと、と頑張る真面目な性格。城主が他の城姫と仲良くしていると、嫉妬の炎を燃やす。
戦国大名・筒井順慶によって築城され、天下人・豊臣秀吉の実弟・秀長によって改築された。その際、秀長の領国、大和・紀伊・和泉100万石の中心にふさわしい規模を目指したものの、大和の地は石材に乏しく、大和のあらゆる社寺から石材を集めた結果、礎石や五輪塔、地蔵、墓石などが石垣に紛れ込むということに……。桜の名の百選に選ばれている。