旧むかわ町立生田小学校 みんなのブログ

閉校後の生田小学校校下周辺の四季折々の風景・行事や管理者の愛猫の日々などをご覧いただきたいと思います。

みんなで「だっこく」~中央小との交流会

2009-11-05 | 学校日記

11月4日(水)に、生田小学校駐車場で「だっこく」作業をおこないました。

10月2日(金)に刈り取った学校田の稲束を、いよいよ「だっこく」します。
この日は、地域や保護者の方にもお手伝いいただきました。
生田小学校のだっこくのやり方は、昔の農機具「足踏み脱穀機」を使って
おこないます。この足踏み脱穀機、生田小には3台もあるんですよ。
まだどれも「現役」で使っています。

この脱穀機で、稲束から稲もみだけを取り出します。たくさんの稲束があり
ましたが、子どもたちみんなで手分けして作業をします。
「足踏み」の脱穀機なので、大人の方や高学年の子は、脱穀機のペダルを
力いっぱい踏み続けて、脱穀機のドラムを回します。これがなかなか大変。
力がいる上に、ちょっとでも気を抜くと、脱穀機の回転があっという間に落ち
てしまうのです。この「足踏み」もみんなで交代交代おこないました。
稲束を脱穀機にかける人、脱穀機の足踏みをする人・・・みんなで力を合わ
せて、稲束から稲もみを取ることができました。

脱穀機を使った後は、稲もみとわらくずをふるいにかけて選り分けます。
昨年は唐箕でやりましたが、今年は下のようにふるいにかけながら、わらと
稲もみを分けました。
 
これで、ようやく脱穀が終了。昔ながらの農具を使って脱穀をするのは
なかなか疲れる作業になりますが、稲やもみに直に触れて脱穀をするのは、
とても貴重な体験なのではないでしょうか。子どもたちは、地域の方やおうち
の方に支えられて、今年も無事に脱穀を終えることができました。

このお米(もち米です)を精米してもらったあと、毎年12月には収穫感謝祭を
おこなって、「餅つき」をしてみんなでいただくことになっています。


11月5日(木)には、生田小学校閉校後、来年4月から一緒に学習すること
になる鵡川中央小学校に行き、一日学習交流会をおこないました。
これまでも、学校間の交流会をおこなっては来ましたが、今回のように、一日中
一緒に学習交流会をするのは、はじめてかな・・・?

中央小は生田小と比べて、人数も違えば、校舎の大きさも違うし、授業の時の
細かなルールや廊下の歩き方、体育館の使い方も違います。生田小の子ども
たちは、最初はとまどったかな・・・。
それでも、これまでの交流会で知り合った友だちを見つけて声をかけたり、
入れてもらったクラスでは、中央小の子に混じって元気に「挙手」「発言」したり、
休み時間はみんなと一緒に遊んだり・・・と物怖じしないで自分から交流してい
こうという姿勢がたくさん見られました。
生田小の子どもたちは、今回、一日交流会をしてみて、どう思ったかな・・・。
今度の4月からは一緒に学習する友だちが、たくさん出来たかな。

中央小との交流会は、二学期、三学期と、これからも続けていく予定です。

新管理人(新型インフルエンザ、生田小には全然来ません。生田の子どもたちは本当に強いなぁ!)


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