旧むかわ町立生田小学校 みんなのブログ

閉校後の生田小学校校下周辺の四季折々の風景・行事や管理者の愛猫の日々などをご覧いただきたいと思います。

クラブで「スライム作り」~宇宙のタネ大実験!

2009-11-16 | 学校日記

11月16日(月)、インフルエンザによる学校閉鎖から明けて、今日からまた
学校が普通通りに始まりました。まだ、インフルエンザの心配はありますが、
「手洗い」「うがい」「咳エチケット」を忘れずに、予防に努めていきたいと思って
います。


今日はクラブの時間があり、みんなで「スライム作り」をしました。

「洗濯のり」と「ほう砂」と「色水」を混ぜて、スライムを作ります。
材料の3つをよく混ぜ合わせると、この通り!

グニャグニャとした「スライム」が出来上がります。

ネバーッとした独特の触り心地に、子どもたちは歓声を上げていました。
なかには、手に粘り着いて大変な子も・・・それでも、いつまでもいつまでも
触っていたいようなスライムの触り心地は、とても気持ちよかったようです。



初めてスライムを作った1年生も大成功!「明日も遊ぶぞ~!」と大事にしま
っていました。ゼリーみたいでおもしろかったようです。

ただし!!

スライム作りや遊びでは、気をつけてほしいことがあります。
それは、材料の「ほう砂」は、体内に入ると腹痛や吐き気を引き起こすことです。
なので、作る前に「口にはぜったいに入れないこと」と「遊んだあとは石けんで
きれいに手を洗うこと」を約束しました。

それさえ気をつければ、スライムはとてもおもしろいアイテムになります!

スライムは、ほう砂のなかのホウ素のゲル化の観察ができる理科実験でも
あります。また、このゲル化の現象は、「冷えピタ」や「保冷剤」などの商品にも
使われ、私たちの生活にも役立つように利用されています。

いつか、子どもたちがさらにいい「スライム」の利用方法を考えつく日が来るかも
しれませんね!

 

この日のクラブでは、「スライム作り」の他に、もう一つ!

「種まき」をしました。

・・・もうすぐ雪が降りそうなこの時期に、なんの「種まき」を、と思いますが、
実は、とっても貴重な「タネ」の種まきをしたのです。

今日みんなで撒いたタネは、「シロイヌナズナ」という雑草のタネですが、
ただのタネではなくて、8ヶ月間、宇宙に行っていた、特別なタネだったのです!

今年、スペースシャトルで宇宙に行き、宇宙ステーション「きぼう」で3ヶ月
過ごした、宇宙飛行士・若田光一さんが、宇宙から運んできてくれたタネでした。

タネをまく前に、宇宙のこと、スペースシャトルのこと、若田光一さんのことなどを
少し話したあと、みんなで種まきをしました。
さすがにみんな知っていましたね、宇宙飛行士・若田光一さん。
「テレビで見たことある!!」とみんな言っていました。

種まきは、慎重に・・・宇宙から来た、貴重なタネでしたから・・・。
1mmもあるかないかの、本当に小さなタネでした。

 

宇宙からもってきた「シロイヌナズナ」のタネと一緒に、もともと地球にあった
「シロイヌナズナ」のタネも、別のポットにまきました。
宇宙から来たタネと、地球のタネとを一緒に育てて、違いを見てみよう、
というわけです。


実は、この企画は、「宇宙のたね大実験・ミッション2009」として、日本全国の
団体が参加している大きなプロジェクトで、これに生田小も参加してみました。

これからは、タネの様子を観察していき、宇宙のタネと地球のタネの育ち方を
一緒に観察していこうと思っています。

プロジェクトの詳しい内容はこちらから・・・。
生田小学校の観察の様子やプロジェクトの内容などを見ることができます。

http://www.teacher.ne.jp/tane/mission/public/groups/9469/book_id:0
(生田小学校の観察日記)
http://www.benesse.co.jp/tane/
(ベネッセコーポレーションによるこのプロジェクトの紹介)

これからも、観察の様子をときどき紹介しますね。


新管理人(宇宙飛行士、憧れでした!いつか人類と宇宙はますます近くなるでしょうね。子どもたちが大きくなるころは、どうなっているんでしょう。)