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モルト部屋呑みテイスティング

部屋呑みのためのリーズナブルなモルトウイスキーを壊れた味覚と貧相な表現でテイスティングします。

グレンゴイン アンチル カスク オフィシャル

2014-12-21 09:35:47 | モルト我流テイスティング

売り込んでいるアイデアの精度評価の宿題があり、解析ソフトを作成中
ここ何年もコーディングなどしていなかったので時間がかかる
それに会社のラップトップはcore i5で頭の回転が遅くまた時間がかかる
平行してやらねばならん業務も多く休出続き
無事に年が越せれるのか?

昨日は早めに会社を切り上げて日本酒を少し飲んだ後、1本開けてみた

グレンゴイン アンチル カスク オフィシャル



猛烈な麦の香り、オーバンを思い出させる
アタックはアルコール先行
2,3口舐めると次第に素性が見えてくる
やはり麦とバニラとややナッツ
全般に甘く濃厚
オイリーではないが、口の中に心地よい澱のようなもが少し残る
カスクなのでCPやや良い

比べてみようかと、少し残っていた3ラベル昔の
グレンゴイン17年 オフィシャル



甘くシトラスを隠しながら生クリームの香り
優しく木香が心地よい
あー、これがモ.ル.ト
いろいろゴインも飲んだけれど、このラベルが一番よい
ネットで探して結局ストックは1本だったけれど、このまえ豊橋駅の近くの酒屋で棚の片隅に埃を被っていたこいつを発見してストックは2本
探しているモルトを酒屋で見つけた瞬間って、普段寡黙なおいらも
「おっ」
といってしまう

グレンタレット 10年 オフィシャル

2014-12-07 22:44:54 | モルト我流テイスティング
昨日は一旦アパートに帰って、風が強くものすごく寒かったので牡蠣鍋を食べようといつもの料理屋へ
お魚とエイ肝と牡蠣鍋をいただいた。
お酒は前回美味しかった写楽と竹鶴のぬる燗
普段、燗にしてお酒を飲まない。やはり温かいと日本酒はよく回る。
合間に杜氏フィリップ・ハーパーが発掘した古文書にそくし再現された日本酒の起源を舐めさせてもらった。
古酒ではないのに茶色く色づき、シロップのようにトロミがある
アルコールは強くなく、甘く薄い醤油のような印象
昔は米を研ぐ技術がなかったので、米をそのまま使ったため、こういう色になったらしい。
昔は栄養のある食べ物もなく、農作業の後にこういった甘い物を滋養のために採っていたんでしょうね、と言われていた
なるほどね
話の種になりそうだったので、ここで種にした

戻ってから、昨日入手した長熟のタレットと比べるため、オフィシャルのタレットを開けてみた

グレンタレット 10年 オフィシャル



ナッツか、山の土臭いような香りがする
少しピートがあった後にバニラ来る、やや複雑な味
割にボディーがあるのだが、サラサラしている
だからアルコールは表示以上に感じる

好きなモルトなのだが、なんだか印象が違う
少し置いてみることとする

アベラワー 19年 BBR

2014-11-23 06:42:47 | モルト我流テイスティング
昨晩もいつもの料理屋でお魚をいただいた
合わせたお酒は貴と福島の写楽
もう貴はちょっと飽きてきたかな、まずくはないんだけど特徴がなくて
写楽は初めて飲んだけど、フルーチーで甘くなくおいしいね
で、広島の竹鶴を試飲させてもらった
マッサンのおかげで酒蔵見学がすごいことになっているらしい
古酒をメインにしているので出荷量ももともと少なかったせいで、入手困難とのこと
直接酒蔵と取引しているんで、メニューに載せたんだって
舐めさせてもらったのも古酒で、番頭さんは燗にするとおいしいんですよ、と言われていた
誇らしげにドーンと一升瓶を目の前に置かれたときに写真撮ればよかったね
次回は燗でいただこうかな

帰ってから先月買ったBBR復刻シリーズ3本のうちの1本を開けてみた
まんべんなく買おうとは心がけているが、自然と偏ってしまう またまたアベラワー

BBR復刻版 アベラワー 19年 57.9%



華やかで麦っぽく少し溶剤の香り
一口でふわっと広がるナッツか、若干柑橘もあるか、うまみが濃い
ラベルには蜂蜜とあるが、それはないかな
長熟物と拮抗できそうなほど味に厚みがある
広がりはフィニッシュまで一貫して続く続く

久しぶりの大正解で、これはいい
おいら一人で1本全部飲んでいいんだ
う~ん、しあわせ

高かったけどそれでもCP高し
このシリーズは正解だったのかな、まだ開けてないロングモーンが楽しみ

飲んでたら少し揺れた
長野で大きな地震があったんだ
むかし信州新町の会社に勤めていたが、大丈夫かな

オールドバランチュラン 10年 オフィシャル

2014-11-09 10:35:21 | モルト我流テイスティング
守銭奴S社の対ニッカネガティブキャンペーンが強化され再開された模様
こんなにもマッサンが伸びるとは思ってなかっただろう

このタイミングで山崎とかいう、なんちゃってウイスキーがイギリスのどーでもいい何とか賞で一等賞をもらったんだと
なるほどとと思えるのが、その賞の2~5位がバーボンだってこと
モルトの中から選ばれたわけではないのだ
朝鮮人並みの実弾握らすロビー活動を通してブランドイメージを上げ、ニッカを潰そうということか
モルトの良さがわからない購買者にはウイスキーの選択目安として効果はあるだろう
ついでにモンドセレクション金賞でももらったら?あれも金で買えるからねS社にもってこいだよ
紙切れのモンド金メダルラベルが山崎のボトルによく似合いそう

かなり前にホテルのバーでS社大っ嫌いなんですよー、って言ったら、

 あー、ihmonさんはアンチ巨人でしょ

って言われた。その通りでガキの頃から大っ嫌い ヒトとしてありえんでしょ


気分直しにお気に入りのオールドバランチュラン



ピートの香りにやや潮の香りもするか
ピートがやや渋く感じる
元々オイリーでないため、余計にそう感じるのか
味は濃くて飲みごたえあり
フィニッシュが長く心地よい香りがあるがこれが何だか表現できない

こいつはトミントールのピート版
ヘビーピートではない
10年近く前に大分のバーで飲んだのが初めてで、低周期で飲まさせてもらっていた
これを置いているバーってあまりないんだよね
高CPでバーのショットでも安い

最近ボトルのデザインは変わったけど旧ボトルから味の劣化は感じられない
あの頃はスペイサイド物でピーティーなものって珍しかったが、今は色々なモルトのピート版が出回っている

こいつは50%だけど、トミントール・ピーティッドは40%で強いのが苦手な人は後者がよいかも
味は同じでさらに安い

でもね、普段あまりピートものを飲まないのは、ピートのせいで元のキャラクタがかき消されてしまうものが多いからなんだよね
たまに飲むにはよいんだけれど


三千盛 5年

2014-11-04 00:15:42 | モルト我流テイスティング
昨日もいつもの料理屋で魚を頂いた
トラふぐの刺身をつまみ食いさせてもらった
まな板の上でふぐの身を引いていたのを物欲しそうに見てたからかな?
身が痩せていてまだなんですよー、と板さんは言っていたけれど、おいしかったです

今晩は冷蔵庫に入っていた三千盛 5年熟成



香りは日本酒ではなく間違いなく焼酎
焼酎は年に3,4杯しか飲まないので何焼酎かは言えないけれど…
オイラが子供の時、父が六調子っていう焼酎で晩酌していて、まー臭いのなんの
晩酌用のコップにもその臭いが染み付いていて、なので子供の頃から焼酎は嫌い

こいつの味は焼酎な感じはなく濃厚系の甘めな日本酒
5年も寝かせた割には味も色もそれ程変化していない印象
寝かせすぎた日本酒も機会がある毎に飲むが、ほぼ紹興酒っていうものあるのでこれは良かったかな
どーしても寝かせたお酒って興味が湧いちゃうのね
でも、日本酒はフレッシュなやつがいいね