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モルト部屋呑みテイスティング

部屋呑みのためのリーズナブルなモルトウイスキーを壊れた味覚と貧相な表現でテイスティングします。

バルベニーとグレンカダム

2014-04-12 21:31:52 | モルト我流テイスティング
今日も夕方テニスをしてややお疲れ気味。
いつもの料理屋はパスして、帰りに買ったコンビニ弁当が夕飯になった。
そう、今日は豊橋で何やらお祭りをやっていて、大きな花火をテニス帰りに見ることができた。
カメラは常備してなきゃならんな。
しかし、当日の朝6時に音だけの花火を上げるのは勘弁してほしいよ。
いくら田舎の人は早起きだからって…

昨晩はブレンドばかりで手を抜いた感があったので、今日はモルトに戻ろう。

最初はバルベニーのニューオーク



大分で通っていたバーでいつも一杯目に飲んでいたやつだ。
もうそこでは飲めなくなったので、こっちに引っ越した時に購入。
結構高かったし、どこも売ってなくて、入手に苦労した。

バニラの香り。甘いわけではない。
やや強い、オイラ的には程よいバランスのシェリーがあり、麦、ナッツ、ややタンニン。
いつ飲んでもおいしね。

次はシグナトリーのグレンカダム



焦がしたカラメルの香り。
シェリー樽のはずだがいろはついていない。が味は違うことなくシェリー。そこからくる渋さがいい。
ややオイリー
正直これはオイラの知っているカダムの印象とはだいぶ違っていて開けたときは少しがっかりしたが、飲みなれるとなじんでくるね。
あけて半年経っているから丸くなったせいもあるのかも。

今日の2本は好き嫌いが分かれそうなので、あまりお勧めはできない。
特にニューオークは一般にはCPが悪い方かも。

これからXBOX LIVE友達とタイタンフォールをするので、切り上げよう。

バランタインとシーバスとブラックボトル

2014-04-11 23:53:30 | モルト我流テイスティング
会社の帰りに金曜レギュラーのテニスを一コマすませると、いつもバテバテ。
今日は少しテイスティングをしてみよう。

最初はバランタイン17年



昔はディスカウントショップでも1万円切れば安いほうで、そのころから愛飲しているブレンド。
学生のころはお金がなく、サークルではいつもレッドやホワイトや、よくてリザーブだった。
ところが就職して金回りがよくなり、同期の同僚とバーなどに通い始め、そのころ、このバラン17年にはまった。
横浜の青葉台駅の近くのバーで、黒人がオーダーを取ってて、さすが都会は違うなー、と田舎から上京した
新人社会人は馬の目を抜かれる毎日でした。大げさだな。

味はそんなに変わっていないと思う。まーそこがブレンドの良いところでもあるのだが。
ちょっとケミカル、酢イカっぽい香り。
スパイシーでドライ、アルコールも少し刺す。やはりロックがいいな。
今日は氷はないのでストレート。


次は、シーバスリーガルのミズナラ



南朝鮮のチョナン出張中は、コンビニにシーバス12年が売ってあって、ホテルでシーバスばかり飲んでたな。
なのであまりいい思い出はない。
バランに比べるとストレートなら飲みやすいのは間違いないが、全くキャラクターがない。
CPはちょっと悪いね。大体ミズナラって何よ。二番煎じにうんざり。
これなら半額以下で買えるバトラーの方がずっとよい。


最後はもう残り少ないブラックボトル



アイラのモルトをメインにしたブレンド
だが、ピート感はない。名前のブラックに味が負けてしまいそう。
でも優しい甘い香りがある。味もピートじゃないな、でもスモーキー。
フィニッシュはやや蜂蜜っぽく甘め。
上のシーバスとは対照的に完全にモルトを意識したであろうブレンド具合。
でも安いのはうれしい。

スキャパ12年とタリスカー

2014-04-06 21:52:20 | モルト我流テイスティング
昨晩のスキャパ16年のイメージが残っているうちにと、
今日は、GMのスキャパ12年
有名なバイキングの帆船の絵がついてるやつ




柑橘系の香り。爽やかで、オイリーで、少し甘いけど、スパイシーな余韻。
難しいね。バーで見つけたら是非試して下さい。
同じバイキングのやつでも長熟ものがあるので、値段には気を付けて。

後ろは10年近く前から姿を消したオフィシャル。
当時は酒屋で1本3000円もしない値段でたたき売っていた。
その時の何本かをストックしてたけどこれが最後になっちゃってとても開けられない。
今はとんでもない値段になってるし。ヤダヤダ。
味はGMのものと同じ感じ。という意味でGMのCPは高い。
でも、昨日の16年とはだいぶ違うね。

次はタリスカー・ストーム



箱の絵がかっこよかったので、後ろにおいてみた。

香りは正統的なピートと磯の香り、でもそれ意外に何かあるね。うーん。
味はまー普通のタリスカー。ピートはひかえめな感じでよい。
また刺すようなアルコール感もなく飲みやすい。さらによい。
でも、味にも何かがいる。
普通のタリスカーにない、ストームの名を背負う何かがいるぞ。


昨日、料理屋の板さんに、
 ゴールデンウイークはどこかに行くんですか?
と聞かれ、もう3週間でGWか、と全くノーチェックだったので少し驚いた。
ちょっと前に正月を済ませたばかりなのに。
また2拍くらいで、東京モルトバーめぐりでもするかなー。
でも今週末はタイタンフォールが届くしなー。

インチガワーとラフロイグとスキャパ16年

2014-04-05 23:43:22 | モルト我流テイスティング
桜を見ていつもの料理屋で魚をいただいた。お酒は獺祭と田酒。

その後、料理屋の近くのバーに寄ってみた。ここは2回目だ。
前回はVAT69のオールドボトルをいただいたな。
ヤフオクでしばらく探していて、出品されると、結局2万円くらいまで
跳ね上がってしまうので、いつも諦めていたやつだ。
VAT69のオールドボトルも色々年代ごとにバージョンがあるが、ボトルの外見は中でも新しい方。
味は、2万円も出して買うほどのものでは全くなかった。
イメージが先走っていてちょっとがっかりしたことを覚えている。

で、今日は部屋飲みでなくバー飲みとなってしまう。
1杯目が、オフィシャルのインチガワーのオールドボトル



かなり相当枯れた感じ。アルコール感が萎れてしまっている。
余韻は無く渋柿のような渋みが後に残る。
バーにとってオールドボトルを置く難しさを再確認したな。
私がオーナーなら、これは金取ってお客に出さないレベル。

次は、ケーデンヘッドのラフロイグ



まず香りはあまりアイラっぽくはないかな。ピート香よりも麦香が先行し、かなりドライ。
あまみやトロみは全くなくもちろんスモーキー。オフィシャルの延長線上。
カスクであることが裏目に出て、繊細さがかき消されてしまっている。
繊細さがあったかどうか。加水すればよかったかも。
CPならトリプルウッヅが勝っている。

で、おいらの苦手なタイプの若造バーテンダーで、モルトについてそれっぽいことを語るが、
「なんて読むんですかね?」だって。ケーデンヘッドだと言うと「そうでした」だって。
こんなやつばっかり。
おいらがバーテンダーに多くを求めすぎてるのかな。

最後が、オフィシャルのスシャパ16年



スキャパは好きなモルトで昔よく飲んでいた。
昔というのは、現行流通品が悪くなったからといういつもの理由。
12年は相当によく、CPがかなり高かったが、終売後、いっときたって14年が発売され、
まー、ひどいことひどいこと。なので最近はバーでは飲んでいなかった。
16年に代わってからは初めての再トライ。

香りは洋梨、洋梨の香料を入れているのか?と思うほど。
香りほどではないがフルーチー系。
やや甘め、ドライ。スパイシーさはなし。
印象は決して悪くないが、もうスキャパじゃないでしょ、これ。





グレンゴイン16年とクレイゲラヒ

2014-04-02 22:59:43 | モルト我流テイスティング
明日からの雨で桜が散っちゃうかと思い、カメラを持って会社の帰りにお城に行こうかなと思った。
んが、まー来年も見られるか、と思ったらいきなり行く気が失せて、今晩もモルト部屋飲みでやんの。

最初はグレンゴイン16年スコティッシュオーク



ストックしている17年があまりによいからあまり期待していなかった。
うまいね。これ。少し意外。
しっかりゴインしている。
トロトロ系で、クリーミーで、甘みがあり、木香もほのかにあって。
開けたばかりだけど満開

次はG&Mのクレイゲラヒ



舌触りはゴインに近いのかな。
軽めでフルーチーでよかったころのリベットを思い出す。
甘い余韻が残る。
バランスがとても良く万人受けするモルトだ。

いやー2本とも感心、感心