イタグレと京都の印刷屋

京都のはじっこの小さな町の印刷屋で働く、自称「デザイナー」とイタグレの男の子『アル』との「なにげある」日々のあれこれ。

アルと出会う3ヶ月前 つづき

2010-11-30 09:58:21 | 日記
おも~い つづき

病院の先生は
「猫は高齢になるにつれ
 腎臓の機能が落ちてきます
 腎臓の機能が落ちると、大量に水分を欲して
 やたらに水を飲むようになり、それでもカバーできなくなると
 腎不全を起して、死に至ります。

 コタは20歳で、これまで何の病気もけがもなく
 しかも、外を自由に遊んでいて、病気にならなかったのは
 正直奇跡に近い、ただ もう歳も歳ですから覚悟しておいて下さいね。』

えエ~ 健康診断に行ったつもりが やんわり、余命宣告ですか?

でも、コタは確かに水をたくさん飲んでるけど
その他は、かなり元気だし、どこも悪いように見えへんのに…。

甘い、甘すぎる私…。

もっと早くに 水をたくさん飲むな~と気がついた
時点でなぜ、病院へ行かなかったのか。
何度も、何度も、後悔しました。

でも、後悔してても始まりません
出来る限りの事を精一杯してやりたい
人間の勝手かもしれません、でも、それでも
コタの寿命を少しでも延ばしてやりたいのです。
もう、後悔したくはないのです。

それから、週に1度病院へ通い 腎臓食へ切り替え
最後は2日置きの点滴など 色々、精一杯努力しました、
でもやっぱり
2ヶ月後の4月8日 コタは一声 鳴いた後
静かに虹の橋を渡りました

子猫を産み、育て、食べて、生きて、死ぬ、 おそらく
生きる事の全てを、私たちに見せてくれたのだと思います。

それから 我が家での家族会議が始まりました。

おも~い 話 オシマイ

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