Idol Happiness Website Hobby

特集■旅行記・音楽・映画・料理

ミルク

2010-11-22 18:31:58 | 映画
失礼しました。


てっきり、牛乳を作った人の話かと思いきや。
とてもとても良い話というか、ドキュメンタリーな人の意志というものを学ばせてもらった気がします。

ちょうど時代は動乱の時期。
「今でこそ」、なものも、先駆者が「動いた」からというのを如実に物語る。
しかもミルク氏。すべての先見の目が肥えてるクレバーさ。

また、70年代ならではのフィルムの質感がとてもイイ。
あの時代の文化も好き。
♪You Make Me Feel
もうね、この曲流れただけで、70’sなセンスが素晴らしいと予測できたよ。イントロ。

しかし、物語の結末に向かって行くことを止める事は誰にもできない。

途中出てきたバカな子はまた、なんてバカな事を。バカは死んでも治らない。

ミルク約のショーンペン。
なにげにショーンペンが出てる作品って初めてみたと思うんだけど、
派手すぎない顔立ちがイイ味を出していた。

ジェームズフランコ。男前は男前な役どころだな。
なかなか渋い演技で、男前を更にアゲアゲ。

サンフランシスコに行った経験から、サンフランシスコの市の歴史を学んだ感じがしたのと、
やはり、思うなら行動に出ないとダメであり。

隣部屋の同僚は、更に自己愛の強いアホでしたね。罪を償ったわけでもなく自殺っていう点も然り。
なんなん???おまえは。結局、地位名声だけに酔いたくて、政治的な正しい活動は何をできたというのか?

そういう人間の業はいかなる時代にも在するわけで。そのあたりが発端で現代となりうるのか。
もっと当時はセキュリティの問題や、危険人物に対する牽制や注意をもっと持たなくてはいけない時代。

もともと、ミルク氏の性格が陰鬱ではなかったのであろう。
真面目で、アングラな話の割に、前向きな明るさが必ずあるので、イヤな気持ちにならずに観る事ができる。

■http://idolhappiness.web.fc2.com/hoppy.html


最新の画像もっと見る