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溶接繁盛記~『さらば!BEAT~また合う日まで』編~

上記タイトルは、このブログとはあんまり関係無いかも。んーあと、補修とかは自己責任でたのまい (。A 。 )

ZIPPOの修理・・・「ZIPPO(ジッポー)を自分で修理する」編

2007年11月26日 21時56分58秒 | Weblog
おっす!俺様だ。


本日はいよいよZIPPOの修理に取り掛かることにすた(-_-)

依頼はあのマサツ氏・・・。


肝心のZIPPOはどんな状態かといいますと・・・。


こんな感じ↓






(´-`).。oO(ヒンジのシャフトは俺様が外したんですょ念のため。)





で、シャフトは





んーアームで擦れ、ずいぶん痩せちまってるなぁ









んでだ、マサツ氏の依頼を具体的に言うと


1.フタの溶着部分が取れてしまっている・・・(´・ω・`)


2.ヒンジがグラグラして安定しない・・・シャフトが痩せちまってる(´・ω・`)


( ーωー)>じゃぁ頼んだぜぇ~






ということで・・・マサツ氏から預かって、もはや3ヶ月近い・・・(;´Д`)


たまにマサツ氏から


(#゜Д゜)y─┛~~>そろそろ出来ねーんかよぉ?


などと暖かい言葉を何度も掛けてもらったり、しなかったり(´・ω・)y--oO○


んー俺様も遊んでいたんぢゃないぽヽ(`Д´)ノ


こいつをどうするか日夜研究していたんだょぉ~


(´-`).。oO(具体的には実験&試行錯誤。)


しかし、現物を実験に使用するのは




まずい



まずい



まずい





なぜって!?・・・それはマサツさんのだから・・・(・◇・;)



・・・ではなくて。


まぁ普通の素材、つまりならいいんですよ、別に。


でもさ


外装がなんので俺様躊躇したんよ!



素材は銀・・・といってもスターリングシルバー(925)。


925って純銀のように融点がめっちゃ低いのよ


いや、何と比較して?・・・って、手持ちの溶接器具達。


ロウ付けしようにもなぁ・・・


俺様の酸素アセチレン溶接でやったんじゃ・・・あっという間に溶けちゃうよ。


ちなみに・・・925の融点は約930℃。


酸素アセチレン炎は3,000℃以上だもの。


通常のガスバーナーですら速攻で1,000℃いくもんなぁ(_∪ _)


もはや、こういうのは彫金屋に頼むのがよろし!ヽ(´・д・`)ノ





........._〆(´д`*)






・・・・


・・・


・・










と、言えないのですよ。



何故って、それはマサツさんは俺様の悪達ですから!


あえて正規で修理しませんから!マサツさんは!


まぁ、俺様を信じてくれてるんでしょう・・・1%・・・くらいは(*゜∀゜)=3


つうことで、やってみますかZIPPOの修理を自分で!





さて、この3ヶ月近く・・・試行錯誤しつつ実験していたことは



1.接着剤を使ってみる

2.入手できるロウ付け用の部材を試してみる(・・・部材の混合も検討した)



で、接着剤も良いものを入手し、耐久もOK、ロウ材も試してみて巧いのがあった。


で、結局検討の結果、今回はロウ付けにしますた。


あとは、痩せちまったシャフトをどうするか?







そうよ!( ´Д`)あれだよあれ!


機械式タコメータのワイヤーケーブル修復・・・その2


ここで使用した銀ロウ(強力タイプ 合金剛・超硬工具用)なら!





つうことで、こいつをシャフトに・・・


でもいささか太いのよね。


なので削ります。




削ります




削ります







で、シャフトはでけたヽ(;´Д`)ノ


肝心なロウ付けもちょいと特殊な部材を使って・・・





あとは、やっとこ等の出番ということで。






ちょいと省略しましたね。



でも、危うくロウが飛んだりして





ヤバかったですよ!(゜Д゜;)


そうこうするうちに





ロウ付け完了です。


(´-`).。oO(傷の付かないように、常にコルクを敷いていたのはマサツ氏には秘密)


あとは磨いて黒ずんだ銀をピカピカに・・・。





んんんんんんんんん~っ





すばらしー


ということで、ZIPPOの修理についての講義は終了だ


今回やったトコは試験出るから!


復習忘れんな


ということで





完成........._〆(´д`*) 



・・・・しかし、ZIPPOって時間は掛かるけど、


この手の修理って無料で受けてくれてんのよね┐(´∀`)┌

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