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午前10時少し前、関東平野の端っこを自動車で移動中、なにやら行列のできている店の前を通った。それは小さな店構えの餃子屋さんだった。
開店前から行列ができるなんて、何なんこのお店?
入口の張り紙には「生餃子の販売は10時から 店内の飲食は5時半から」と書かれていた。
ほう、生餃子を買うのに行列ができるのか。
また別の日、行列のできている店の前を「今日も行列できてるなぁ」と横目で通り、その10分後に再び店の前を通ることがあった。
なんと、「本日の生餃子販売は終了しました」と張り紙が……。
10分で完売?
これは、一度食べてみなくてはなるまい。
日を改めて、9時55分に店の前に到着。
大きなクーラーボックスを持ったおじさんが一人、店の入口に佇んでいた。
おっ今日はまだ行列ができてないのね~と思ってわたしが車から降りると、前に止まっていた自動車からも紙袋を下げたおばさまが出てらした。
と、その先に止まっていた大きな4WD車からもごつい男性が降りてきて、クーラーボックスのおじさんの足元にあったもう一個のクーラーボックスを手に取った。おお! クーラーボックスで順番取りをしていたのか?
そうこうしているうちに、次々自動車が店の前に集まってきて、次々人が降りてきて行列ができてゆく。
待つことしばし、10時きっかりに「お待たせしました~」と入口を女将さんが開けてくれ、ぞろぞろと店内へ。
カウンターがあって、4人掛けの客席が3つぐらいの狭い店内の奥で、大将とおぼしき人がバットに山盛りの餃子の具を手作業で皮に包んでいらっしゃる姿が目に入った。大将のいる部屋のとなりには、小麦粉とおぼしき大きな紙袋がうずたかく積まれているのも目に入った。皮からも自家製の手づくり餃子か。お品書きには1人前(10個)368円とある。
王将の餃子(1人前100円)で育った身としては、餃子やのにええ値ェしとるなという感じだ。
すると、先頭のおじさんはおもむろにクーラーボックスのふたを開け、「30個入り8パックね。」と注文している。
えっ? 30個×8=240個? そんなにたくさん買うの?
業務用冷凍庫から次々とパックされ白い包装紙に包まれた餃子が出される。
生餃子だけれど、凍らせてあるんだね。
その次の、ごつい男性も「30個入りを6パック」と注文。
はぁ、この人もそんな大量の餃子をお召し上がりになるのね。
わたしのすぐ前の紙袋のおばさまも「30個入り6パック」だった。
ご近所やお知り合いからも頼まれてらっしゃるのかしら……。
一人で、20人分や30人分買う人がいたら、そりゃ10分で売り切れるはずやと、妙に納得してしまった。よほどの美味な餃子なのであろうか。
さて、うちはいくつ買えばいいのだ?
「あの……4人前欲しいんですけど……」と、おそるおそる女将さんに注文する。
「はい、40個ね」女将さんはにこやかに、小ぶりのパックを2個手渡してくれた。
「焼き方はわかる?」
カラー印刷された焼き方のチラシがあったので1枚いただき
「コレいただいていきます」
「かならず、冷凍のママ焼いてね、凍ったままよ」
「はい、了解しました」
どれほどおいしい餃子であるのかワクワクしながら、とりあえず20個を焼いてみることに。
チラシの焼き方通りにやってみる。かなり特殊な焼き方である。つれあいと娘が見守る中、フライパンの中の水分が蒸発し、油によって餃子がキツネ色に焼き上がっていく。ニラやニンニクなどの香ばしい香りが食欲をそそる。餃子一つ一つがむっちりしていて、予想以上にボリュームがある。一人10個なんて食べきれませんよ。4人で20個で充分。
あとの20個は水餃子にすることにしていたけれど、ひきつづき冷凍保存することにした。
たしかにおいしい餃子ではある。けれど、うちでわたしが作る餃子も焼きたて出来たてはおいしいもんなぁ。負けてないと思うけどなぁ。と、密かに心の中で思ったのだった。
今日もホワイト餃子の大将は、黙々とひとつひとつ丁寧に餃子を手づくりしてはるんやろうなぁ。
開店前から行列ができるなんて、何なんこのお店?
入口の張り紙には「生餃子の販売は10時から 店内の飲食は5時半から」と書かれていた。
ほう、生餃子を買うのに行列ができるのか。
また別の日、行列のできている店の前を「今日も行列できてるなぁ」と横目で通り、その10分後に再び店の前を通ることがあった。
なんと、「本日の生餃子販売は終了しました」と張り紙が……。
10分で完売?
これは、一度食べてみなくてはなるまい。
日を改めて、9時55分に店の前に到着。
大きなクーラーボックスを持ったおじさんが一人、店の入口に佇んでいた。
おっ今日はまだ行列ができてないのね~と思ってわたしが車から降りると、前に止まっていた自動車からも紙袋を下げたおばさまが出てらした。
と、その先に止まっていた大きな4WD車からもごつい男性が降りてきて、クーラーボックスのおじさんの足元にあったもう一個のクーラーボックスを手に取った。おお! クーラーボックスで順番取りをしていたのか?
そうこうしているうちに、次々自動車が店の前に集まってきて、次々人が降りてきて行列ができてゆく。
待つことしばし、10時きっかりに「お待たせしました~」と入口を女将さんが開けてくれ、ぞろぞろと店内へ。
カウンターがあって、4人掛けの客席が3つぐらいの狭い店内の奥で、大将とおぼしき人がバットに山盛りの餃子の具を手作業で皮に包んでいらっしゃる姿が目に入った。大将のいる部屋のとなりには、小麦粉とおぼしき大きな紙袋がうずたかく積まれているのも目に入った。皮からも自家製の手づくり餃子か。お品書きには1人前(10個)368円とある。
王将の餃子(1人前100円)で育った身としては、餃子やのにええ値ェしとるなという感じだ。
すると、先頭のおじさんはおもむろにクーラーボックスのふたを開け、「30個入り8パックね。」と注文している。
えっ? 30個×8=240個? そんなにたくさん買うの?
業務用冷凍庫から次々とパックされ白い包装紙に包まれた餃子が出される。
生餃子だけれど、凍らせてあるんだね。
その次の、ごつい男性も「30個入りを6パック」と注文。
はぁ、この人もそんな大量の餃子をお召し上がりになるのね。
わたしのすぐ前の紙袋のおばさまも「30個入り6パック」だった。
ご近所やお知り合いからも頼まれてらっしゃるのかしら……。
一人で、20人分や30人分買う人がいたら、そりゃ10分で売り切れるはずやと、妙に納得してしまった。よほどの美味な餃子なのであろうか。
さて、うちはいくつ買えばいいのだ?
「あの……4人前欲しいんですけど……」と、おそるおそる女将さんに注文する。
「はい、40個ね」女将さんはにこやかに、小ぶりのパックを2個手渡してくれた。
「焼き方はわかる?」
カラー印刷された焼き方のチラシがあったので1枚いただき
「コレいただいていきます」
「かならず、冷凍のママ焼いてね、凍ったままよ」
「はい、了解しました」
どれほどおいしい餃子であるのかワクワクしながら、とりあえず20個を焼いてみることに。
チラシの焼き方通りにやってみる。かなり特殊な焼き方である。つれあいと娘が見守る中、フライパンの中の水分が蒸発し、油によって餃子がキツネ色に焼き上がっていく。ニラやニンニクなどの香ばしい香りが食欲をそそる。餃子一つ一つがむっちりしていて、予想以上にボリュームがある。一人10個なんて食べきれませんよ。4人で20個で充分。
あとの20個は水餃子にすることにしていたけれど、ひきつづき冷凍保存することにした。
たしかにおいしい餃子ではある。けれど、うちでわたしが作る餃子も焼きたて出来たてはおいしいもんなぁ。負けてないと思うけどなぁ。と、密かに心の中で思ったのだった。
今日もホワイト餃子の大将は、黙々とひとつひとつ丁寧に餃子を手づくりしてはるんやろうなぁ。
ついでがあれば・・おぼえとこう。
でも冷凍にするなら、集中調理のほうがいいんじゃないかな?何でわざわざお店で作るんだろう?
よくわかりませんが
うちも、皮が厚くて、いまひとつ食べきれないのです・・・水餃子にしたら、皮も柔らかくなって、普通に美味しいよね~。でも残ってしまうが・・・
店舗が郊外とか、限られた場所にしか無いので、極端な纏め買いに走るんだろうなぁ。
いちみさんチョコレートメールありがとう。
今日は薬代にお金使うときに、これでチョコレートを買いたいとまじ思った。
皮はふや~んとやわらかになり、餡にしっかり味がついていることもあって、スープまでおいしかったです。
で、やっぱり4人で20個で満足できる量でした。
そういえば、そのお店は、他に回転焼も売っているのですが、名前は、「暫く」っていうのです。
私は、神戸姫路が入っているので、あれは、ずっと、「御座候」だと、思っておりました。どうして、歌舞伎系なんでしょうね~。
ホワイト餃子食べたことあるよ・・
千葉の柏にあるんだっけ?
娘の友人のうちが時々取り寄せるとかでいただいて
特殊な焼き方をしてたべた・・・
おいしかったなぁ
餃子の焼き方をした豚まんのようで
皮はもちもちしていたな・・。
水餃子か・・思いつかなかったな・・
水餃子はたしかに皮があついよね。
そーかーそんなに行列ができるんだ・・神戸の老舗の豚まん屋さんみたいだなー。
九州へ行ったら武雄の餃子会館へ行ってみたいと思います。
回転焼き~今川焼き~太鼓焼き~暫~御座候。いくつもの名前のあるあのお菓子。面白いですねぇ。
歌舞伎に関係する名前だと、何だか高級そう。でも、国立劇場では売ってませんでしたよ