長屋の猫のよもだ

これといって面白いことは書けません、あしからず。
日々のぐうたら日記どすえ。

想像力という翼

2006年11月26日 10時35分32秒 | 脳内日記
ううう~ん。
書きたいことはたくさんあるのに上手く言葉になりません。
うまく書く必要なんてひとつもないのですが、
書けども書けども自分が考えていることとなんか違うことを書いてしまっていけません。
最近本を読んでないからだと思われ。
書くのは私のストレス発散法なのになぁ。

ま、そんな時もあるさ。
決して飽きたわけではなく、きっと、想像力という翼が折れてるだけです。
というわけで、治るまでもうちょっとひと休み。

大好きなソフトボールと、好きな音楽と、好きな映画と、好きな本だけを読みながら生きられる世界に行きたい!(←現実逃避)笑

今シーズン最も疲れた試合

2006年11月12日 23時00分48秒 | ソフトボール日記
近頃練習の人数がままならないうちのチーム。
ということで、私以外の練習参加予定者3名を引き連れてある試合会場へ行ってきました。

ここはいつも職場のおっちゃんに誘われて参加させてもらってるチーム。
この試合会場、そしてこのチームというのが、2年前のちょうどこの時期、私が人生で初の『ぎっくり腰』をやらかし、
レントゲンの結果、腰椎の突起が折れていたといういわくのグランド。
まあもっとも、折れたのはもっと昔、おそらく幼少の頃だと思われるのですが(普通そこの骨は大人は折れない)、
そんなものまで見つかった、おもひでいっぱいのぎっくり腰だったのでした。

そんなわけで集合前にはいつものジョギングと、
グランドについてからの十分なアップを済ませ、万全の体勢でグランドへ。

しかししかしですな、このチーム、ビックリするほど守備がザ・・・、なんですわ。相変わらず。
経験者、おそらく1名のみ。
しかもキャッチャーもグローブのみ(防具なし、もちろんカラダで止めない)、当たり前ですがリード適当です。
そして相手はめちゃくちゃ強いときたもんだから、はっきり言って試合終わりません。
もう守りが長いこと長いこと・・・。
とりあえずよー打つチームでしたわ。下位打線までぎっしりと強力な打線。
そしてあちらの3番の方には、ソフトボール場で、しかも高いフェンスがあるにもかかわらず、
場外ホームランも打たれてしまいました。度肝抜かれましたわ・・・。
左打者、右中間にどどーんと一発ね。ぜひ我がインパルスへ、と思ったけど多分どっかのものすごいチームでやってるな、ありゃ。もう構えに隙がないんですもん。
どんだけ強い相手と試合してんねんっていう歴然としたレベル差なのでした・・・。

相手チーム、皆さん対応できる自信あるみたいで、ベースから軒並み離れて立っていらっしゃる。
にもかかわらず、ちょっとでも甘く入った球はガンガン引っ張る。
ま、私の球威だったら経験者はいくらでも合わせてくるんですけど、
だからこそ内外とか、緩急とか、まあ色々考えながら投げるやないですか?

・・・キャッチャーさん、そこ、ど真ん中なんですけど・・・っていうところにグローブ構えてますから・・・。

しょうがないから自分なりに素人考えで組み立てて投げてみましたが、やっぱりグローブ構えてないところに狙って投げるのって疲れますなぁ。
キャチャーの膝、とか、審判の肩、とか・・・(苦笑)
改めてキャッチャーって大事やわぁと思った一日だったのでした。

2試合11イニングをフルで投げさせてもらって、30失点くらい(笑)
もう何球投げたんか皆目見当もつきませんが、
今現在、肩とお尻の筋肉がだいぶきてますので相当数投げた模様。
最後はチェンジアップしかストライク入らないくらい、握力だいぶ消耗してました。
それでも全くしょげない、雰囲気のいいチームなんで楽しく試合することができたのはよかったです。
やっぱりモチベーション維持のためには、オフもこうやってソフトに触れとくほうがいいみたい。寒さには勝てませんけど・・・。
さ、冬はやっぱり走りこみ?頑張ります。

手紙

2006年11月08日 10時38分44秒 | 本や映画の感想
昨日『虹の女神』のサントラを買ってしまいました。
よい映画に出会うとなぜか買わずにはいられなくなってしまうサントラ。もしくは主題歌。
無性に無性にもう一度余韻に浸りたくなって。
そうそう、けんちゃんも日記に書いてたけど、
韓流映画には全く興味はないけど、
音楽が久石譲ってだけでトンマッコルを見に行ったその気持ち。
すごーーーーく分かります。
というか、同じ理由でトンマッコル見に行こうとしてますから。
それだけ音楽がよい映画にはよい映画が多い、ということも言えるのかもしれませんなぁ。

そしてそしてそして。
またまたすごい映画に出会ってしまいました。
邦画の勢いがとまりません。
『タイヨウの歌』に続いて、今年2度目の号泣をいただいてしまいました。


『手紙』
原作、東野圭吾。
主演、山田孝之、沢尻エリカ、玉山鉄二。
キャスティングを見たときは、ん?と思ってしまいました。またこのペア?みたいな・・・。
けど、結構映画の評判がよかったのでそこはあまり気にしないことに。

被害者家族や犯罪者家族の終わらない苦しみがどういうものなのか。
罪を償うということがどういうことなのか。
難しいテーマに真摯に向き合い、信念を持って、
ひとつひとつ丹念に描かれている作品です。
原作の東野圭吾らしく、人間の感情やその移り変わりというものをひと折りひと折り、
まるで折り紙を折るかのように丁寧に表現されていて、
見ている私をすっかり引き込んでしまいました。

兄が重罪を犯してしまったことで、差別を受け続ける弟。
進学、夢、恋人、就職、結婚など、人生の幸福の全てが、自分の手から次々とすり抜けていく現実・・・。
兄貴がいる限り、自分の人生はハズレ。
弟はいつしか兄を恨むようになり、
塀の中にいる兄との唯一の絆である手紙を断ち切ってしまうのですが、
それでも心ある人たちの支えの中で、弟はもう一度兄と向き合っていきます。

映画の中で、弟に語りかける老人の言葉が、すごく私の心を打ちました。

差別をされる弟の苦しみまでを含めて、それが罰というもの、償いというもの。
君の兄は、罪を犯す前にそこまで考えるべきだったんだ。
差別のない国なんてない。
君はここで生きていかなければいけない。
これから一本ずつ、絆をつくっていけばいい。
ここから始めるんだ。

ここで生きていく。
ここで生きていく。
ここで生きていく・・・。
映画中であるにもかかわらず、
何度も何度も小さな声でつぶやいていました。

ラストシーン、合掌しながら泣き崩れる兄の姿に、そして小田和正の「言葉にできない」に、私もついつい号泣してしまいました。
本当の贖罪の日々は、ここから始まっていくんだと思いました。
だけど、不思議と清清しい気分で映画館を出ることができて、
いい映画だったなぁと、色んな人が見てくれたらいいのになぁと思えることができる作品でした。

涙もろい人は絶対嗚咽するので、声を殺すためにハンカチを忘れないようにしてくださいね。

シックスセンス

2006年11月07日 04時01分25秒 | 脳内日記
段々畑だらけのモコモコした山肌の感じと、
山を降りたら速攻で海な感じで、
瞬時に八幡浜の景色だということが分かりました。

八幡浜に緊急帰国したEYEちゃんの日記から勝手に拝借いたしました。
あまりにも“らしい”風景写真だったので・・・。

浜の山とか海は何となくすぐ分かる。
浜っ子のシックスセンスてや。

ちなみに昨日お母さんから送られてきたハネモノみかんは『真穴産』でございました。
お礼の電話したら、じゃあ10キロ送るけん、と意気込まれ・・・。
ていうかあの・・・。私、ひとり暮らしなんですが・・・。

藍色の彼方

2006年11月03日 23時46分10秒 | ソフトボール日記
完全燃焼。
今日の一戦で、今年の一年が終わりました。
敗戦。
勝てない試合でもなかったし、勝ちたかった。だけど・・・。
不思議と悔しさは少ない。

こんなにソフトボールに真摯に取り組んだ一年は、
ソフトボールに出会ってから初めてのことだと思う。
自分なりには頑張ってきたつもりだし、自分自身を『お疲れさま』ってねぎらってあげたいけど、
自分より努力してきた人がいる限り、私の限界はここではない。
だから、今日の敗戦はきっと進化の過程なんだと思える。

更なる高みへ。
そして、藍色の彼方にある世界をこの目で見るために。

今日が私のスタート地点。
やっぱり投げることが大好きだし、
誰にも、自分自身にでさえも負けたくないって思うから、
また一年、頑張っていきます。

虹の女神~Rainbow Song~

2006年11月03日 00時03分47秒 | 本や映画の感想
明日は大切な試合ですが、あえて平常心を取り繕っております。
というわけで、前売り券を買っていた映画を見に行ってきました。

何で前売り券を買うほど注目していたかというと・・・。
それは出演者。そして岩井俊二プロデュースということ。
市原隼人×蒼井優×岩井俊二。
超ビンゴです。私の一番好きな映画『リリイシュシュのすべて』、アゲイン。

あと、原作の桜井亜美。
大学時代はよく、彼女の作品を読みました。
衝撃のデビュー作品『イノセントワールド』。これを読んで、私は彼女の世界にどっぷり引きずり込まれてしまいました。
一番好きな作品は『トゥモロウズソング』。
何度も何度も読んだなぁ。
いつの間にか面白いと感じなくなって、新しい本が出ても買わなくなったけど、
きっと若い時の自分だったからこそ、ものすごく感化されたんだと思う。

ということで、前置きが長くなってしまいましたが、
本日の作品は『虹の女神~Rainbow Song~』でございます。
いい余韻を残す、いい映画でした。

恋愛映画ってニガテだけど、確かに大まかにいえば恋愛映画なんだけど、でも違う。
恋愛って感じじゃないけど、だけど映画はほんとに切ない。
お互い大切に思ってるんだけど、それに気が付かない、素直になれない二人。
一番近くにいた彼女が死んで、一番大切な人が誰だったか気が付く・・・。
なんでだろう、こう書いたらとっても陳腐に聞こえてしまう。
もっと私に上手に表現する力があれば・・・。
とにかく今は、すごくいい余韻に浸ってます。
こういう映画に出会うと、やっぱり邦画はええなぁって思う。
洋画では表現し切れないというか、字幕だけでは感じと取りきれない部分だと思うんで。
なんか、若かりし頃の片思いの感情を思い出してしまいました(照)。

リリイシュシュの影響で、私の中では15歳の市原隼人と15歳の蒼井優の印象が強かったけど、
なんか、大人になったなぁって、お母さんみたいな気持ちで映画を見守ってしまいました。
上野樹里もよかったし、映像もきれいだったし(コレはさすが岩井俊二!)、音楽も好きな感じでマッチしてたし、
全てが私の心に、あとからあとからじわーんと響いてきてます。
うん、いい映画でした。