自宅も15年ほど経つと設備がいろいろと劣化。
先日、水栓のカートリッジを交換した「洗面化粧台」の抽斗を開けたら、奥に引っかかっているシャワーホースカバーが漏水で満タン、底部も濡れている。
この水栓「CQFL401 | Panasonic 」は、蛇口部(シャワーヘッド)を水栓から引っ張り出してシャワーとして使えるタイプで、そのメタル製のシャワーホースは10年くらいすると劣化して、蛇腹の隙間から漏水することが多い模様。メーカーのサポートページだと、こちら症状に該当。
化粧台の底部や洗面室の床に深刻なダメージを被る前にメンテナンスしましょう!
■交換部品の手配
「CQ01MJ05XSK1【旧品番:CQ01MJ05XSK】 メタルホース(袋ナット無)Panasonic」を注文、6,000円くらい。

■シャワーホースの交換作業
1,化粧台底部のお掃除
2,シャワーホースカバーの取り外し
3,給水管から旧ホースの取り外し
4,シャワーヘッド部への新旧ホースの換装
5,新シャワーホースの給水管への取り付け(完了)
1,化粧台底部のお掃除
ホースカバーが漏水で満タン。水を使う度に少しずつ溢れて化粧台の底部を濡らしていたみたい。合板に浸み込んで変色とたわみが発生、拭くと少し塗装もはがれてくるので、ギリギリの状態でしたね。


2,シャワーホースカバーの取り外し
・しっかり養生をして、作業開始。
・シャワーホースカバーの排水パイプから水抜きしてから、ネジに引っ掛けてあるカバーを取り外し。


3,給水管から旧ホースの取り外し
・水と温水の元栓を閉めておく。
・給水管には「ナット締め」でシャワーホースを固定するタイプなので、袋ナットを指で回転させて取り外し。

・旧ホース内の水がこぼれないよう、端面を指で押さえながら手桶へ排水。


・シャワーホースについているストッパーの位置をあらかじめ測ってから取り外し、プラスティックのホースカバーも引き抜いておく。

・シャワーヘッド部を引っ張りながら水栓からホースをずるりと引き抜く。


4,シャワーヘッド部への新旧ホースの換装
・プライヤーを使ってシャワーヘッドから旧ホースを取り外し、新しいホースと交換。


・水栓から新しいホースを戻し、ストッパーを以前ついていた辺りに装着、ホースカバーも装着する。


5,新シャワーホースの取り付け
・新しいパッキンに取り換えて給水管にナット締め。
・水と温水の元栓を開き、水栓から水を出してみて、漏水しないことを確認して作業完了!


洗面ボールの裏で、かつパイプが集まっているエリアなので、作業はし辛いけど、所用時間はおよそ15~30分くらい。
これで向こう10年くらいは大丈夫かな。
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(参考)
「YouTubeにアップされていた同じ製品の交換作業」の動画が参考になりました