私は鉄道に詳しい人間ではありません。
また、海外というと渡航経験は数カ国、それも隣国だけです。
そんな私が海外の文化を仕入れるのに観ているテレビ番組があります。
テレビ朝日系列の「世界の車窓から」
現在、関東圏では月曜日と火曜日の22:54分から放送されております。
放送回数は1万回を超えている長寿番組でもあります。
世界の鉄道を紹介している他、その土地の文化やスポットも紹介しているので、旅番組といえるでしょう。
日本には無い文化を取り上げられると「なるほど」と思ってしまい、ひとつ賢くなった気がして楽しくなることもあります。
たった数分で繰り広げられる世界観の凄さ、長寿番組になるのもうなずけます。
その文化の中に、時折「宗教」に絡んだものが紹介されます。
驚いたのが、イスラム圏の電車内には「お祈り部屋」が設置されており、時間になるとその部屋でお祈りをするというものでした。
さらに驚いたのが、スマホにお祈り用のアプリがあること!
日本人にはあまり馴染みのない感覚です。
私も無宗教なので新鮮な情報でした。
今や、宗教の世界にもIoTの波が押し寄せているようです。
一方日本はといいますと、最新の新幹線やリニアモーターカーの開発が進んでおります。これに対して昔の蒸気機関車を復活させて観光客を呼んでいるところもあります。
時代の進化に反して人の心には懐かしさが残る、ということでしょうか?
人の心理とは不思議なものです。