職種ごとの特色を知ろう

職種ならではの仕事を知ることも転職成功への第一歩

介護職は家庭との両立を目指す方にもおすすめ

2020-12-22 11:08:14 | 日記
共働きは今や何も珍しいことではなく、世帯収入を増やすために共働きを選ぶ家庭も少なくありません。しかし、世帯収入よりも、家族と向き合う時間を優先する家庭もあります。何を優先するかは家庭によって異なり、決して正解はありません。共働き夫婦がどちらも正社員の場合、世帯収入はたしかに多くなります。しかし、正社員の勤務時間・勤務日数は非常勤よりも多いため家を空ける時間が長くなり、結果的に家庭での時間はどうしても減少します。このように、共働き夫婦は自分たちの家庭のあり方を考え、それを叶えられるような働き方を実践すると良いでしょう。共働きでも家族の時間をしっかり保ちたい場合、介護職は家庭と両立しやすい職業の1つなのでおすすめです。介護職と一口にいっても職種や勤務体系は幅広く、家庭との両立を条件に選択肢も豊富にあるのです。まず、家庭との両立を考えたときに、日勤帯と夜勤帯を組み合わせたシフト制ではなく、同じ勤務時間帯を選ぶのがおすすめです。子どもがいる家庭や、パートナーが日勤の仕事をしている場合は、夜勤のないデイサービスや訪問介護の仕事が適しているかもしれません。そうすれば、家族の時間がきちんと持てるはずです。そして、特に子どもがいる家庭では、夫婦そろって家を空ける時間が長くならないことも肝心でしょう。夫婦のどちらかが非常勤の仕事に就くことで、この問題は解決できるといえます。もし介護職に就いたことがないという方でも、介護職は無資格・未経験で応募できる求人があるので安心です。また、常に人手不足の業界でもあるため、年間を通して求人は多く見られます。実際に介護職に就いていて、家庭を持っている方も多く活躍しています。同じ環境の職員が多いほど、職員同士で理解も深まり、働きやすさを感じられるでしょう。

インテークにおけるケアマネージャーの仕事

2020-05-14 01:18:43 | 日記
訪問審査と要介護認定を経て被保険者の要介護度が決定すると、ケアマネージャーは介護の計画を立てるなどの主要な仕事がスタートします。
しかし、これまで介護保険を利用したことのない被保険者とその家族にとっては、どのようなシステムで介護が進んでいくのかを理解していない場合が多く、在宅介護への不安を抱えているものです。
そうした不安を解消し、介護の実施をスムーズに進めるために重要なのが、インテークと呼ばれる初回面接です。
インテークでは、担当となるケアマネージャーの自己紹介、介護保険制度のシステム、介護支援サービスの内容と目的などを被保険者やその家族に説明します。
もちろん制度のすべてを説明するのは容易ではないので、被保険者に必要な項目に重点を置いて、わかりやすく説明しなければなりません。
このときケアマネージャーは、自身が介護計画を作るためのお手伝いをする立場にすぎず、サービスを決定する権利が無いことを被保険者に説明する必要があります。
ケアマネージャーは、さまざまな介護支援サービスを紹介し、それを提供する事業者もリストアップしますが、本当に必要なサービスを選択して決定するのは被保険者自身だからです。
ケアマネージャーは、自身が選んだサービスを利用者に押しつけるようなことをしてはいけません。
このようなケアマネージャーの立場を説明し、理解してもらうことも、インテークにおける重要な仕事だといえます。
インテーク以外のいろいろな重要ポイントは、「ケアプランを作るケアマネジャー」にも詳しくまとめられているのでおすすめです。