表現力

トラバ練習板もいいが・・

　　　「昭和文学全集４２」角川書店
　　　「　掻痒記（そうようき）」　　　内田百
　　　　クス　という笑いを誘う　名人の本物の筆力


　　　「二十歳の火影（はたちのほかげ）」　宮本輝　　講談社
　　　言いようのない　哀しい表現力に　打ちのめされます

　　　お二人のように　　こんな文章が書けたら・・　と　

　　　　　
　　　　鳥のうちの　鷹に生れし　汝かな　　　　　鶏二　　
　　

ここは そう！

　　軽井沢の様変わり・・


　　旧軽は　ひと・ひと　人の波で一杯です　

　　そして　画廊の数も　増加するばかり

　　本当に絵画を好きな方は　メルシャン軽井沢美術館へ　どうぞ

　　ヨーロッパ美術史の変遷　素晴らしいです

　　バルビゾン派のシャルル　エミール　ジャックの

　　月夜の羊飼い（帰路）　　大好きです

　　もったいない・・・世界が　ここにあります　　　必見です

ここは 何処

　　２日間　　　お休みします

　　行ゆきて　ここに行ゆく　夏野かな　　　　　蕪村

　　ヒント　　　天然水のかき氷　　です

　　では　　　行ってきます

あの夏

昔　烏川の岸壁の高台に　石造りガラス張りのレストラン　カフェがありました

　高校１年生の　夏休み　友人とアルバイトをしたのです
　バーテンダーさんは　女性
　髪を刈り上げた　色白の美しい人　　つまり男装の麗人でした
　憧れました　
　真白なワイシャツ姿が清潔で　そしていつも　素足でした　
　目を伏せながらの　問いかけに　うきうきと元気に　答える私を思い出します


　支払を済ませてない男性客を追って　風の様に外階段を駆け降りる
　その行動も　タバコを吸うしぐさも　心酔わせる人でした

　ある時
　どうして怒る女の人？　どうしてなだめるの？　あの人が・・　不思議なシーン
　そうして夏は　過ぎ　　　　　　　　　
　
　川に沿う国道１７号は　行き交う車が　遥か先まで続いています
　立体交差の工事は快調です　

　かっての　あの場所は・・
　ただ　　　陽炎だけ　陽炎だけ
　　　それだけのこと　　　　

　

はらはら どきどき

　　昨日　石巻より　海鞘（ほや）が届いた
　　発泡スチロールの蓋をあけると　２０個あまりの群体
　　それはすこぶる大変な事件であった
　　その場で　小分けの作業　氷も必要　
　　ことわり書きに　不在の場合は　分浜まで連絡せよ　とある
　　宮城県の方々に迷惑はかけられない
　　家人用にひとつ残して　配分　午後８時過ぎ完了形となった

　　雲丹がすきなのだ　私は・・

　　ほやのお礼にと　朝さつまいもを戴く
　　ほやよりも　さつまいものほうが好きなので　嬉しかった

　　カボチャも　好きなのだけれども
　　カボチャが　届くといいなあ　　

　　宅急便のトラックが　止まる
　　（午前中しか　車が進入出来ない）
　　勝負は午前中だ　よし！
　　胸が高鳴る　　車が出てゆく　　車輌進入禁止のガードが出された
　　今日は何事もなく　昼食が食べられる


　　　わがかぼちゃ　抱きて畑に立つ猿（ましら）
　　　　　　怒鳴れば　しばしうつむきて　去る　　　　　　　良一