男一人 女一人

　　今朝早く　　東京ディズニーリゾートへ　家人が出発した

　　御歳　不惑のはず（多分）だが

　　いこうか・・との　誘いのセリフもなく　単身で上京
　　
　　貴方はエライ　　

　　依怙地な孤独感に　徹するが男　とはいえ　　雨のしかも　夏の月末　

　　輪をかけて　天の邪鬼の　私が　誘いに　のるはずもないのだが



　　　　かくして　　自由な　時を得た　今日の　この　うれしさよ



　　　　駅ビルの　本屋へ　　雨があがっている内に　　ＧＯ　　うふふ

夏だから 少し

　　父方の祖母は　８０歳を数年過ぎていましたが　髪は胸まで　伸ばし
　　しかも　黒髪のままでした
　　小学生の私が　夜　眠りにつくまで　決まって　同じ　怖い話をするのでした


　　お使いの途中で　夜道に迷った　男の子が　一軒の家の厄介になります
　　深夜　シュッシュッと　不思議な音に目覚め　襖の間からそっと　覗くと
　　その家の老婆が　砥石の上で　大きな包丁を　研いでいます
　　とっさに　子供は　便所に行くことに決めます
　　老婆は　戸の外で　待ち受けており　まだか　まだかと　せかします
　　便所の窓に　手を掛け　子供は言います
　　「いま　出る　さかり」
　　「いま　出る　さかり」
　　　そして　走りだしながら　「今　出る　盛り」

　　これだけの話です　　いつもこの話　

　　夜中の　汲み取り式便所は　とても　とても　怖いものでした
　　小さな　豆電球が　ひとつ　
　　名大工の手による　便所の窓は　手を伸ばして　やっと届く位置にありました

　　写真を撮られると　魂を抜かれる・・・　こだわりつつも
　　祖母は１枚だけ　盗み撮りをされて　ここに　面影を見ることが　可能に

　　なに気なく　思いました
　　祖母は　このお話の老婆にピッタリの　容貌なのでした

愛とは恋を貫くこと

　　朝刊の　　新聞広告　　「　牛乳に相談だ　牛乳com　」

　　すっきりした　とても良い文章だと思います

　　こんな風に　ブログが　書けたらな　いいなあ


　　ふと自分の夢と　重ねてみます
　　
　　モノクロ　新聞広告　全国版　Ｘジャパンの　ヨシキさん起用
　　
　　配達された　一巻きの　消息箋に目を通す彼　（仮定　お年を召されている）

　　その彼が　　　ただ　　一言　　「　負けた　」・・・



　　お膳立ては　揃いました

　　さて　広告料金　検索しましたよ　　　　凍りつく金額　　単位が違う

　　夢だから　そんなに　慌てなくてもいいのだけれど　　ドギマギ・・　　


　　　　をかしく　舞ふものは　巫　小楢葉　車の筒とかや　平等院なる水車　
　　　　囃せば舞ひ出でる　ぼうじり　蝸牛
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　梁塵秘抄

　　さあ　　舞つつ　歌いつつ　散歩にでも　行こう　
　　
　　　

　　　

右手と左手に ひこ星

　　　珠玉の　一文

　　　　「　持てる力を　すべて出した時　神　が現れる　」

　　　　　　心を　救ってくれる　妙薬です

　　　もう一文　あります

　　　　たしか　姜尚中さんの　言葉だと思うのですが

　　　　「　時がある・・」と

　　　　　つまり　楽しい時　悲しい時・・・の時


　　　私は　郵便配達のバイク音に　一喜一憂の・・・・時を過ごしている

　　　私は　自分の能力に　恋を　してしまった

　　　私は　現実的ロマン派　と　先天的苦労性を　兼ね備えている　

　　

　　　　　今日　郵便は届かなかった　

罰が

　　　昨日　一人　秘かに鰻重と　ハーゲンダッツのアイスを　食した
　　　その後　犬と散歩中　夕立ちに遭遇　・・双方ともびしょ濡れに　

　　　　　今朝　胃腸の痛みで　目が覚めた　
　　　　　原因は　どこにある？
　　　　　不屈の私が　不覚だ！

　　　　　犬が朝の　散歩の催促を　始めている
　　　　　体調が　悪いのだぞ　飼い主は

　　　　　交差点で　犬が　北の方向へと進路をとった
　　　　　いつものコースの真逆である
　
　　　　その意味とは？　　その道は　神社への道
　　　　高崎神社の境内へと犬に曳かれ　　なぜか　お参りすることに

　　　　お賽銭の用意もない　ふとどき者が　恐る恐る手を　合わせる


　　　「　罰が　あたりました　もう美味しいものは　秘かに食べません　」
　　　　　嘘のような　　本当の話である