お休み前のBLOG。

息抜きの海外旅行にも行けず、特急ひたちで東京と浜通りを行き来する平凡な日々を描くブログです。

オーバーブッキング

2005-03-08 | ソウルな日々


 プロジェクトの継続が決定され、2週間ぶりにソウルへ向かう。第2ステップのキックオフのためだ。午後一番で別の仕事の打ち合わせが東京であったため、夕方の便でソウルに向かう。大学の休みの時期などとも重なって、夕方のJAL、NWともに取れず、UAに乗ることに。久しぶりのUAだがあまりよい印象はない。というのも、数年前にソウル~成田で乗ったことがあるのだが、エコノミーの機内食がほとんどコンビニサンドイッチ状態だったことなど、あまりよい印象はない。米国線では何かと評判のよくないNWのほうがアジア線ではがんばっているように思われる。しょうがなしなし成田第1ターミナルに向かう。
 チェックインすると、渡された搭乗券には席番号が入っていない。立ち席というわけはないだろうが、ちょっと不安に。係のお姉さんいわく「ゲートで座席指定してもらってください」という。きっと混みあっているのだろうな。米系はぎりぎりまでお客詰め込むからなぁ。もうひとつ気づいたのは券面に大きく書かれた「SSSS」の文字。これは、登場時に荷物の抜き打ち検査をされるマークだ。「あーあ、当たっちゃった」と独り言を言っていると、係のお姉さんが「いつもユナイテッドは片道だけご利用ですよね」と言ってきた。どうやら、そんな条件で抽出されるようだ。セキュリティを抜けて出国審査へ。この時間帯の成田第1ターミナルは正直言って苦手だ。大荷物抱えた米国人とアジア各国の人が入り乱れて、どこの空港かと思うほどだ。出国審査も当然長蛇の列。30分ぐらいかかるのは当たり前で、各社の呼び出しも頻繁だ。「ソウル行き大韓航空××便ご利用の○○様、当便は、お客様が最後です」なんて放送も聞こえてくる。JALや全日空と違って直接的だ。
 ようやく出国手続が終わり、ゲートへと向かう。ゲート前も大混乱。まずはカウンターで番号の入っていない搭乗券を渡して「ここで座席を決めてもらえって言われました」。しばらく待たされる。その間に放送が流れる。「ソウル行きユナイテッド航空883便は、エコノミークラスにオーバーブッキングが生じており、ボランティアを募集中です。振り替えは香港経由で明日の5時に到着予定、ビジネスクラスで、香港のホテルつきです。また、×××ドル分のバウチャーを差し上げます。」あちゃー。やっちゃってるのね。仕事じゃなきゃボランティアに応募するのだが、今日中に着いておきたいし。でも渡した搭乗券が香港行きに化けてたらどうしよう(笑)。
 「お待たせしました、hydroneumatique様、搭乗券です」と渡されたのは、ちゃんとソウル行き(笑)。前方の窓側の席のようだ。何だ、結構空いてるんじゃん。とみると、Class欄に目立たないが存在感たっぷりにの文字が輝いているではないか!やるねーユナイテッド。手荷物検査も喜んで受けちゃうよ(笑)とは現金なものだ。やがて搭乗時刻となり優先搭乗で機内へ。

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