地震そして津波警報

　休暇明けで一日勤務した翌朝。もうそろそろ起きる時間かなと思ったその時に、手持ちのデバイスが一斉に緊急地震速報を鳴らし始める。それと同時に、ミシッという音とともに部屋がゆっくり揺れ始めた。
　福島の定宿は比較的新しいので安心ではあったのだが、不気味にゆっくり揺れるのが気持ち悪かった。テレビをつけようとしたが、寝る前にPCに切り替えていたせいか、すぐに電源が入らず焦ってしまった。
　地震速報とともに、津波警報・注意報が発令。NHKは「つなみ・すぐにげて」を繰り返す。もう少し他の情報があっても良かったのではないかな。結局、午後になって警報・注意報は解除。大したことがなくて良かった。沖合に潮位計が設置されていたお陰で「既にいわき沖２０kmでは津波が観測されています」など、具体的な情報が入るようになったのは進歩ではないかな。
　地震本体よりも緊急地震速報で起こされた、そんな朝だった。