お休み前のBLOG。

息抜きの海外旅行にも行けず、特急ひたちで東京と浜通りを行き来する平凡な日々を描くブログです。

万年筆を買った

2007-07-24 | 道具・もの

 7月も、もうおしまい。今日当たりに梅雨が明けるような勢いである。暑い。
 先日、久しぶりに万年筆を買った。
 自分は左利きなので、万年筆に限らず、筆記用具には苦労することが多い。左利きは、右手と同じようにペンを持って筆記すると、ペン先を先頭にして走ることになるため、万年筆はペン先が引っかかってうまく書きにくかったり、ボールペンだとボールがうまく回らないせいかインクがかすれたりすることも多い。

 以前、ロンドンに出張で行ったときに、左利き専門店Anything Left Handedに行って、細身の「キャロル」というペンを購入したことがある。商品の画像はコモンのページにある。なんでも、左利きの有名人の名前を付けているらしく、「キャロル」とは数学者で『不思議の国のアリス』の作者でもあるルイスキャロルから取られているそうだ。
 これはなかなか重宝して、仕事でも愛用していたのだが、かばんに挿しっぱなしにしたりしているうちに、軸が折れてしまいおしゃかに。それからしばらく測っていなかったのだが、仕事帰りに銀座・伊東屋でうろうろしているうちに、衝動買いしてしまったのである。
 
 衝動買いしてしまったのは、ドイツペリカン社の ぺリカーノジュニア。写真にあるとおり、プラスティック製の軸の普及版の製品だ。伊東屋で1,545円。いろいろな色が揃っている。「ジュニア」とあるとおり、子供の「書き方用ペン」らしい。そのため、軸には、握る位置がわかりやすいように工夫が施されている。
握る位置は丸ではなくて、三角おにぎりの断面になっている。そして、人差し指を乗せる位置には縞模様が、親指で支える位置には( ) が表示されている。その通りに持てば、正しい持ち方になる、という仕掛けである。もちろん、右用と左用で握りが異なっているため、パッケージやペン先にLの表示がしてある。

↓こんな感じ


 右用との比較などを検索したところ、「ラフランス堺」さんのブログにも詳しく書いてあったのでぜひご参照を。

 指示通り握ってみると、だいぶペン先が傾いている。左でも大丈夫なようにわざと角度を持たせているのだろうか。
 実際に使ってみると子供の書き方用だけあって、ちょっと太め。でも打ち合わせのメモもすらすらと取れて気持ちよい。ただ、太めでインクも多めに出るようなので、油断すると手でこすってしまう可能性がある。書き方を工夫してみよう。
 


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