お休み前のBLOG。

息抜きの海外旅行にも行けず、特急ひたちで東京と浜通りを行き来する平凡な日々を描くブログです。

キックオフ

2005-01-08 | ソウルな日々


 いよいよ今日からソウルのお客さんとの仕事が始まる。
 お客さんのビルに一室もらって、共同作業となるが、そのキックオフの打ち合わせがあった。メンバー紹介とこれからの進め方が中心だった。メンバー紹介、と言っても金さんやら李さんばかりで、しかもまだ見分けられるほど顔がわからないし、さらに顔を覚えるのが苦手とあって、困ったものだ。
 もちろん、先方は日本語が、こちらは韓国語がしゃべれるわけでもないので、通訳に入ってもらう。この通訳さんはうちの会社の韓国事務所でお願いしている人の中で一番できる人。人柄も良いし、頼れる通訳さんだ。そのほかは、仕事のメンバーに入っている韓国事務所の現地社員が頼りだ。果たしてこれでうまくコミュニケーションできるのか、ちょっと不安。
 夕方になり、キックオフ宴会をやろうと言うことになり、お客さんの近所の韓国料理店へ。中級クラスのこぎれいな店だ。お客さん側チームの全員と担当役員まで来ていただき、大宴会となった。
 宴会といえば、彼らは最初はビールというところは一緒だが、すぐに焼酎(真露)に切り替える。一応コース料理をいただくが、途中からは入り乱れての大宴会。これは日本と変わらない。しかし、焼酎用のショットグラスでやったりとったり。目上の人に勧められたら断ることはできず、一気に飲んでご返杯と相成る。
 一次会が終了し、二次会へ。これも近所の飲み屋へ。ここではなぜか皆さんビール。と言うよりも、ビールをチェイサーに焼酎を飲んでいると言っても過言ではない。でも、ビールのほうが多いかな。
 さらに三次会へ。ノレバンというカラオケボックスだ。表向きはノンアルコールらしいのだが、そこはそれ、ケンチャナヨの国らしく、頼めば出してくれるらしい。
 ここで、お客さんの中で一番乗りのいい人が爆弾酒を作り始めた(らしい)。爆弾酒にはいろんな流派があるらしく、一般的にはビールの中にウィスキーのショットグラスらしいが、今日は材料不足も手伝って(?)ビールの中に焼酎のショットグラスだ。これを散々飲まされて、もう大変。店を出るころの記憶は全くない。日本から一緒に行った後輩、それから現地社員(女性二人、二人とも半端じゃなく酒豪)でタクシーに乗って、ホテルに向かったらしいのだが・・・(笑)。
 後日聞いたところによると、会社の拠点長に電話をかけて、社用車を出して、彼女たちを送れといったらしい。ううむ。その次に記憶があるのは、ホテル近くの会社の拠点でタクシーを降り、足元おぼつかなく転んだこと。酔っ払って転ぶとは、酒を飲み出して以来、初めてのことだ。



 翌日は当然のようにひどい二日酔い。さらに悪いことには、11時台の福岡行きの飛行機に乗らねばならぬ。ほうほうの体でチェックアウトし、リムジンバスで仁川空港へ。KALリムジンではミネラルウォーターが提供されるので、それを飲んでひたすら寝まくった。飛行機の中でも、せっかく指定してくれたスーパーシート席で、飲み物やサンドイッチももらわずにとにかく寝ていた。
 福岡空港でようやく正体を取り戻し、国内線へバスで移動。それでも安全を見越して、2時間後ぐらいの羽田行きに変えてもらうことに。何のために急いで帰ってきたのか判らない。ふと気が付くと、名刺入れをホテルの部屋に忘れていたので、ホテルに電話し、来週まで取っておいてもらう。さすがに、疲れた。


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