ボディマッサージ DESIRE（ペナン島）

さて、前回なんだか複雑な気持ちになるエステのフルコースを受けた私と友人、

「まぁ…結果、面白かったからいいか」

と言う言葉と共にペナン島の最終日を満喫しておりました

ちなみに３泊５日は買い物 だの観光 だの海に潜りたい だの…と
がっつり予定を入れ込んでいるので、昨日エステを入れたところで
疲れは着々と溜まっている訳です
(しかもエステのマッサージは思いのほか癒してくれないし)

と、そんなこんなで空港へ出発前のピックアップまであと１時間弱…と
微妙に時間をもてあましていた時、
友人と

「じゃああと30分くらい、フットマッサージでも行っちゃう？」

と言うことになりました

と言うことで、どこか近場で…と行ったのが、
宿泊地パークロイヤルホテルペナンの近くにあるDESIREという
マッサージのお店。

表看板が無駄にでかいこのお店、中に入ってみると

……

アレ？誰もいない

ていうかすごく閑　散としている。


すると少しして、

どう考えてもマッサージ師には見えない、
まるで虫取りにでも行くのかと思うような格好
をした30代くらいの男性が現れ、
「なんでしょうか？」的なことを英語で言ってくる。

ここ…大丈夫なのか…？と不安になりつつも、
片言の英語で「フットマッサージをしたい」と伝えると、

「30分60リンギット(約1800円)。OK？」

…と言い放たれる。

うーん、1800円かぁ。まぁそんくらいならいいか、と了承

すると奥からこの虫取り男の両親らしい夫婦が現れ、私と友人を中に通す。

そしてエステ同様速攻施術。

ただし昨日とは打って変わって
一切ラグジュアリー感の無い暗くてアヤシイ店内。

しかし…

コイツ、上手い

びっくりした。
何の香りもしない普通のハンドクリームを
いきなり塗り始めたおっさんのこのマッサージ力、
はっきり言ってかなりポイントを付いてくる

余りの上手さにめっちゃ目を丸くして友達の方を見ると、
どうやらそっちのおばさんも上手いらしい

すげぇ…こんなところに、こんないいお店があるとは。。。

と、彼の思いっきりグッと入ってくるマッサージに酔いしれてると、

プルルルルルル…

と、友達に施術しているおばさんの携帯が鳴る。

すると……

おばさん、
マッサージしながら
普通に携帯に出たーー！！

しかも片手でマッサージは続ける
さすがプロ根性。

ってそうじゃなくて、すげえ。

日本じゃありえないわ…コレ

しかもおばさん、こっちに対して
「ちょっと電話失礼」的なそぶりも何もないし。

まぁいいや。
この国が恐ろしくアバウトなのはこの旅行中に重々承知したし、
何よりもコレだけのマッサージを行ってくれるだけで今は充分

そして予定の30分を余裕で上回る、40分強の施術をしてくれて
フットマッサージは終了

ちなみにマッサージ中、私はあまりの気持ちよさに、
喋れない英語で一生懸命おっさんに
「アンタ上手いよ!!!」と伝え、おっさんご満悦(笑)

でもそんくらい良かったのよ
私的には今まで行ったマッサージの中で抜群なぐらいにさ

まぁ言うなら、そのおっさんが
パクリ物のル●ヴィトンポロシャツに
DIE●ELのウエストポーチだったり、
おばさんのバックはレ●ポのパクリだったりと
マッサージ以外に気になること満載だったけど、
本当に施術には大満足

そしてお会計。

価格は聞いていたものの、一応「いくらですか？」と確認すると、
おっさんとおばさん、相談の上

「１人500リンギット(約1500円)」

…と

アレ？さっき聞いた額より安い。

どうやら価格もあんまり決まっていないらしい。

ていうか何にも言ってないのに値下げってコレ…

さすがペナン島、
さすがアバウト。

と言う事で、最後の最後にがっつり癒されて、
私と友達のペナン島旅行は幕を閉じました

あ。ちなみにこのマッサージのおかげで、
帰りの飛行機では一切足がむくみませんでした

てか本当また行きたいけど…
10時間近くかかるだけにしょっちゅうは無理だなぁ

あ、あと先日言っていたなまこ石鹸ですが、
只今効果を見ている最中なので、レポまではちょっと待っててね

ではでは、そんな感じでペナン島話は一旦ここで終了です
次回からはまた普通に美容話行きますねー

→それにしても偽ブランド品が横行してる国だったな…←

参考:ボディマッサージ　DESIRE
　　 　TEL 017-485-6228
　　 　586-B, Batu Ferringhi, 1110 Penang