ふつうが一番

羽化

昨夕、

玄関の横の庭に蝉(多分アブラゼミ)の幼虫が羽化し、

飛び立つ前に羽が完成するのを待っている蝉を発見

今年もせみの抜け殻が数多く

見られるのですが、

飛び立つ瞬間を観察できたのは初めて

 

性別はわかりませんが

この子は親ゼミが数年前に

木の枝に卵を数十個産み付け

その中の一つとして孵化し

木の枝をつたって土の中に潜り

約四年間を過ごし

やっと地上に出てきたのでしょう

幼虫の前足まで見事に脱皮しており

自然界の神秘に驚かせられます

この子も幾多の困難に会いながらも

ここまで成長したのでしょう

秋には良き伴侶を見つけ結婚し

次世代に引き継ぎ

一生を終えることでしょう

 

今朝見るとすでに飛び立ち

抜け殻だけが残っていました

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