「百顔繚乱展」・ 長野亮之介の顔仕事!

長野亮之介の個展「百顔繚乱」展(会場:スペース&カフェポレポレ坐)準備から開催中の出来事、ニュースなどをお知らせします。

横顔

2009-05-22 09:55:31 | 日記
 一昨日の反省を踏まえ、昨日は多少早めのつもりで12時半に会場着。でもすでに一時間待っていた友人が。小学生時代の友だちのK代さん一家でした。子供の頃、とても絵が上手だった彼女の才能に嫉妬を感じていましたが、今はあまり描いていないとのこと。もったいないと思っちゃう。お嬢さんがテキスタイルの勉強中と聞き、やはりそういう力がうけつがれているのかと納得しました。
 
 訪れる人の数は多くないけど、一人一人ゆっくり話せた一日。訪問者の横顔を少々。

 中学時代の友人で、中学校の校長先生の友人M岡君が来訪。髪の毛もロマンスグレーのナイスミドル。彼の貫禄のある姿を見て、居合わせた友人O縣さんが、「普通50才って言えばああいうイメージだよね。ナガノさんはヘン」とのお言葉。そういうO縣さんも年相応には見えない若々しい人なのですが。
 地平線会議でお目にかかっていた彫刻家のM丸さんとはずいぶん長く話しました。わたしの絵に共感するものを感じていただいたようで、お互いの来た道を披露しながら、なんとなく、なんとなく。帰り際「僕は柄本明に似てるって言われるんですが、どうですか」って。「そういわれるとそういう要素もあるかなって言う程度ですけど」「あ、そのくらいなんですね。僕はあまり似てないと思っていたので、納得しました」と言って帰られました。
 チベット研究者として国際的に知られるA子さんも賑やかに来訪。ゾートロープのアニメを見て、「五体倒地のお祈りのアニメにしなさいよ。絶対受けるわよ」というやいなや、その場で五体倒地の実演をはじめました。チベットの民族衣装を着ているので、かなりリアル。
 リピーターで来てくれた山仕事仲間のM根さん。普段あまり着ないと言うフェミニンなスカート姿が新鮮で、別人のよう。「ブログで展示が進化してるって聞いて見に来ましたー」と嬉しい言葉です。居合わせたプロデューサーのHちゃんも珍しくワンピース姿。そういえばそろそろ衣替えの季節なのですねえ。
 「地平線のゆうべ」で五人の方が描いたと言うナガノさんの似顔絵が見られるかと思ってきたんですけど」とやってきたのはリピーターで来たY林ちゃん。なるほどと思ったので、今日、会場に持っていくつもりです。
 夕刻やってきたドキュメンタリー映画監督のAYAさんは話を聞いてみたらご近所のお住まいでした。山口県で撮影中の作品の話しを突っ込んで聞いてしまいました。すごくバイタリティのあるステキな女性でした。「映画は、撮る前からそこにあって、まだ形になっていないその作品が、人や事象を引き寄せるような気がするんですよ」という言葉が印象的。とても珍しい名字の方で、フリガナがなければ絶対読めないと思います。何だかすごく「この字を描きたい」という思いに駆られました。勝手に判子を作ってプレゼントしてしまうかも。
 8時半頃、人も切れたのでそろそろ引き上げようかな・・・と思っていたところに現れたのは、地平線会議の仲間のM羽さん。結婚して名字が変わっていましたが、相変わらずチャーミングな人です。ご主人と話が弾み、ふと気づいたらギャラリーのクローズ時間。
結局10時間半在廊して、その間ずっと話し続けた一日でした。
この日だけではなく毎日いろいろな魅力的な人達にたくさん会えて、嬉しい日々です。

 地平線会議の天才プランナーM山さんからは、地平線通信で私が描いた全イラストのプリントアウトと、会場で流しているDVDの新バージョンが届きました。冒頭に、ネコのアニメがちょっと入ってます。これも新機軸。
 
 今日はお昼前にはいくつもりでいます。