なんだ、、、
何を言っているんだ、、、?
ボソボソしすぎて、聞き取れない
俺は耳を全力で傾けた
すると、小さな声でクワバタオハラが、
サバの身をほぐすのって楽しいな
まだここの骨についた身は食べれるな
と言ったようなことを呟いていた。
しかもサバの塩焼きを一心不乱に見つめて
お酒を飲んでるわけでもないので、酔ってはいないはず
なんだ、、、
なんなんだ、、、
こわいよぉ、、、、
まだ入店して40分ほどだが、全力で帰りたい。。。
ただ一応この40分でも少し聞き出すことはできた。
実家暮らしであること
22歳というのはほんとであること
少しだけバイトをしていること
まぁ、どれもどうでもいい情報ばかり。
入店して1時間が経ったころには、テープの上もほぼ片付いた
そろそろ頃合いかな、、、
というか、怖いから帰りたい。。。
俺:そろそろお店出ようか!
そこで、クワバタオハラが天地を揺るがす念仏を唱える!!