
コンにちは。キツネです。
ボート競技にはCOXというポジションがあると聞きました。
FOXとCOX、なんだか似ているので興味があります。
「COXについて教えてください。」
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というわけで、今回は皆さんが聞いたことが無いであろう、
謎の役割COXについて紹介します!
COX。なんて読むの?しーおーえっくす?
いいえ違います“コックス”と読むんですね。日本語でいうと舵手(だしゅ)です。
実はこのCOX,自分では船を漕がないのに船に乗れるんです!(ちゃんと仕事はあります)
さて、具体的になにをするのか?
COXの役割
その1:艇の操舵
ボート競技に使用される船は2つに分けられます。“付き艇”と“無し艇”です。このうち“付き艇”にはCOX席というものがあり、そこから舵をきってボートの進行方向を操作することが出来ます。直線コースでレースをするボート競技では真っ直ぐ進むことがそのままタイムに直結する上、安全面でも重要です。
その2:漕手へのコール
COXは漕手の漕ぐリズムや、ブーストをかけるタイミング、左右の漕ぎの強さの調整などを指示します。また、はっぱをかけたり、冷静にさせたりと艇上でのメンタルコントロールもコール(声かけ)によって行います。レースにおいては心も大きく影響する要素になるので、そこをうまく良い状態に持っていくわけですね。
その3:艇上での指南
COXは艇上で漕ぎについての指導も行います。艇上では、思っているよりも陸からの声は聞こえませんし、また教える側も遠目からでは細かいところまではわかりにくい。だったら艇に乗ってコーチングしてしまえば良いということになります。特に新人期間は、新人トレーナー(略して新トレ)さんがCOXとして乗艇し、ボートの基礎を教えていく場合がほとんどです。
つまりCOXは、船を・漕手を巧みに操り勝利へ導く司令塔!!ということになります。
さらにさらに…!
今回は、北大ボート部の現役のCOXたちにインタビューをしてきました!
今回答えてくれたのはこちらの2人!!
3年目の船山、M1年目の藤田(引退)です!(左端:船山、右端:藤田)
Q1.COXは楽しいですか?難しいですか?実際やっていて、どう思いますか?
船山:coxはやっていて楽しいです。始めたばかりは安全確認などで緊張して大変でしたが、試合本番になると漕手全体と一つになって艇を進める感じがしてとてもやりがいがあったし、隣の艇と接っている時はコールに力が入って暑くなりました!
藤田:もちろん楽しいです。コールがしっかり決まった瞬間や艇と一体化してると感じられる瞬間がたまらなく気持ちいいです。勝利のときには嬉し涙が止まりません!だけれども、同時にこなさなければならないことが多く、見た目以上に難しいのも確かです。
Q2.COXの良さを簡単に語ってください!
船山:たくさん考えて、たくさんコミュニュケーションするのでやりがいがあります!
藤田:試合中も常に冷静に戦況を見る立場なので、選手でありながら特等席で試合を観戦できる訳です。最高じゃないですか?
Q3.未来のCOXに向けてメッセージをお願いします!
船山:いろんなスポーツの中でも特殊な役割だけど、一度体験してみてほしいです!
藤田:.針路を決めるのは君。共に勝利を目指そう。
皆さん、ありがとうございました!!
さてさて、今回で皆さんもCOXについてわかってきたのではないでしょうか?
試乗会で皆さんが乗る艇にはCOXさんが乗っています。生でコールを聞くと迫力がありますよ!ぜひ来てみてはいかがでしょうか?そしてカッコいいと思ったならば入部してしまえば…?(^^)
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COXって他には無い面白いポジションなんですね!
え?試乗会ではCOX体験もできる、ですって?
これは体験しに行くしかないですね!
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