事務所移転に伴い、改めて福祉文化とは何かを学びなおしております。やはり、一番ケ瀬名誉会長の巻頭言にすべての意味が包括されているようです。ここに掲載し、心新たに福祉文化・・・「文化としての福祉の創造」を進めたいものです。
「実践・福祉文化シリ-ズ一番ヶ瀬康子名誉会長「刊行の言葉」より」
「福祉は文化である。福祉は、人間の歴史が始まって以来、幸せを願い、求め、祈りつつ次第に創造されてきた。そして前世紀には、社会福祉制度としての領域を確立し、それは人権としてとらえられるようになってきた。少子高齢化の進む21世紀には社会福祉領域のいっそうの拡大とともに、その地域化、国際化が進むであろう。その福祉の社会的広がりに、文化の薫りの高い内容をとりこみ、創造性をさらに高めることが、現在一層求められているのではないだろうか」
何れの巻にも日本福祉文化学会で活動してきた会員の実践事例や所見がもりこまれている。古くからの会員にとっては、「福祉文化とは何か」という点について改めて考えさせる材料となる。また、新しい会員にとっては日本福祉文化学会の14年に亘る活動の輪郭がしっかりつかめる内容となっている。日本福祉文化学会は決して業績だけを発表する場にとどまらず、日常の実践を重視する運動体でもある。また今回のシリーズは教材として採用できるようにも配慮した。このシリーズの刊行を機会に、各地で繰り広げられている福祉文化の実践について改めて眼をひろげ、会員各位の実践について研究や活動がいっそう豊かになることを期待している。
「日本福祉文化学会監修「福祉文化ライブラリー」(全15巻)」
「人はみな、幸福を求めて生きている。そのためには、健康で文化的な生活が保障されなければならない。それは、まさに人権であり、基本的人権の中でも、すべての人権の起点となるものであろう。福祉は、そのための努力をいう。それだけに単に与えられるものではなく、まず何よりも自らで、さらに共に創り出すものである。福祉文化とは、福祉の積極的な努力の実りとしての文化をはぐくみ、さらに文化を創り出していく課程での結果をいう。広義には、福祉自体も文化である。」(一番ヶ瀬康子名誉会長の言葉より)
「実践・福祉文化シリ-ズ一番ヶ瀬康子名誉会長「刊行の言葉」より」
「福祉は文化である。福祉は、人間の歴史が始まって以来、幸せを願い、求め、祈りつつ次第に創造されてきた。そして前世紀には、社会福祉制度としての領域を確立し、それは人権としてとらえられるようになってきた。少子高齢化の進む21世紀には社会福祉領域のいっそうの拡大とともに、その地域化、国際化が進むであろう。その福祉の社会的広がりに、文化の薫りの高い内容をとりこみ、創造性をさらに高めることが、現在一層求められているのではないだろうか」
何れの巻にも日本福祉文化学会で活動してきた会員の実践事例や所見がもりこまれている。古くからの会員にとっては、「福祉文化とは何か」という点について改めて考えさせる材料となる。また、新しい会員にとっては日本福祉文化学会の14年に亘る活動の輪郭がしっかりつかめる内容となっている。日本福祉文化学会は決して業績だけを発表する場にとどまらず、日常の実践を重視する運動体でもある。また今回のシリーズは教材として採用できるようにも配慮した。このシリーズの刊行を機会に、各地で繰り広げられている福祉文化の実践について改めて眼をひろげ、会員各位の実践について研究や活動がいっそう豊かになることを期待している。
「日本福祉文化学会監修「福祉文化ライブラリー」(全15巻)」
「人はみな、幸福を求めて生きている。そのためには、健康で文化的な生活が保障されなければならない。それは、まさに人権であり、基本的人権の中でも、すべての人権の起点となるものであろう。福祉は、そのための努力をいう。それだけに単に与えられるものではなく、まず何よりも自らで、さらに共に創り出すものである。福祉文化とは、福祉の積極的な努力の実りとしての文化をはぐくみ、さらに文化を創り出していく課程での結果をいう。広義には、福祉自体も文化である。」(一番ヶ瀬康子名誉会長の言葉より)