中国ビジネスって?!~ 中国生活十数年のシュールなアラフォー女社長の日々のビジネス公開ブログ ~

中国ビジネスの表と裏? 何が難しい? 騙されそう? 貿易?富裕層?不動産?投資?人脈? 一緒に頑張りませんか♪

東京出張回顧録 その2

2013-03-30 10:10:10 | 仕事

今回ある研究機関に協力してもらえる可能性があるかどうか情報交換の商談に行きました。本当に運がよいことにこの研究機関のメインの研究員が中国人の方で、長期日本で生活していて中国人の方と結婚はされていますが子供も日本で生まれて育てています。

お陰で専門用語の通訳に悩まされることも、意思の疎通に悩むこともなく順調に話が出来て成果も大きかったと思います。

 

私が予想した通り、大きな有名大学の先生達が出て設立した研究所ではありますが、今は研究費の捻出に苦労している感じです。

(行く前は、ここはなんとか大学から何億円のお金が支援されているから問題あるはずない、、私は記事で読んだって、、何度言っても自信満々だったんです)

日本は世界一進んでいる研究機関であってもお金は自由に出ないですよね。中国人は国がお金出してくれるだろうとか、大学が支援してくれるはずだってすぐ言うんだけど。

 

ということで最先端の研究もお金がなくて研究も途中まで、、従って当然実用化にも持って行けない感じ。。

中国側がこれにお金を出して進められることになれば彼ら研究所にとってもよいことだと思うので、なんとか実現させたいですね。

ここでまた1つ気になったことが。。

中国側は Lさん(中国人の研究員)と相談してこのように進めるよう同意もらってお金払えば大丈夫だ、、、とか言うので、いや、日本はこの研究所にお金を支払うという考え方で、Lさんにお金払うわけじゃないし、Lさん一人でこの案件を決められるわけじゃないですよと釘をさしておきました。

中国人曰く、中国はこの人の研究がすごい、技術がすごいなら、この個人にお金を出すんだ、、とか言ってましたけど、、少なくとも日本はそういうわけにはいかないんです。。。

 

そして、買う人がいないのに研究開発なんて出来ないという考え方、、

各企業は自社製品開発のため、新商品を開発し続けるためたくさんの資金を投入してずっと研究開発を続けているんですよ。。どこの国でも。

中国だけはそう言う考え方がないんでしょうかね。なんだか今回一緒にこういう話をしていて誰かがお金を出して誰かに研究開発をさせる、勝手に研究開発なんてありえないみたいな考え方するんだなぁ~って感じました。

(中国でもハイアールや、、、どこか?大手なら研究開発って考え方もあるの??かも?しれませんが)

要は本当に研究して開発出来るかなんて誰もわからない、、、そういうものにどれだけ投資出来るか、、、ってところがミソなのじゃないかと思うんですが。。どうも根本的にそういう考え方がないようです。どう説明したらいいかイマイチわからないのですが。。

 

 


東京出張回顧録 その1

2013-03-29 10:10:10 | 仕事

街中で。。

 

一緒に色々歩いている中でも面白いことがいくつかありました。

 

車道と歩道を分けている柵を見て;

中国人「これは誰が掃除しているのか?」

私「??掃除?誰も掃除なんてしないよ」

中国人三人そろって 「ええ?!掃除しない?掃除する人いないのか?!\(◎o◎)/!埃で汚れたりしないのか?どうするんだ?」

私「へ?雨が降ったら奇麗にしてくれるんじゃない??道路は住民やお店の人が自分の前の道路は掃除したりするだろうけど」

中国人「うーん、、やっぱり日本は奇麗な国なのか・・・」

 

車に乗って走っている際;

中国人「日本はクラクションを鳴らしてはいけないのか?」と突然聞かれた。

私 「え?いや、いいよ、どうして?」

中国人 「日本に来てからクラクションを聞いていない」

私 「ははは、、まぁ、必要がなかったら鳴らさないからね。まぁ、大阪に行ったらもう少し 聞く機会があると思うよ」

 

どこかのお店で店員さんにお辞儀されて;

中国人「日本人はいつお時儀を習うんだ?」

私「へ??お辞儀を習う? うーん、、、多分小学生に入った時には先生にお辞儀するからその時かな。。」

中国人「あなた達はそこからずっとそうやってぺこぺこお辞儀するようになるですね」

 

 

ホテルで朝ドア全開でくつろいでいたら従業員さんがチェックアウトするのだと思って掃除のために入ってきて何か言ってたらしい(中国人の人は密室で空気が流れないのが嫌いなのか、、ホテルでもドア開け放って大きな声?でくつろいでいることが多いです)

中国人「でも何言ってるかわからなかったんですよ」

私「あードア開けてたから間違えたんだろうね」

中国人「多分そうだけど、説明してもわからないから、交流不可能、それでも彼女は一生懸命お時儀しながら何か言っていた」

中国人「私が少しだけ英語で言ったらわかったようでお時儀しながら最後まで丁寧な態度で出て行った」

私「まぁ、さすがに出て行かないってわかるでしょう」

中国人「これが中国なら交流不可能だとわかったら、無視ですよ、即無視してどっか行ってしまってもう相手にもしてくれないですね。やはり日本は違うね」

私「いや、でも中国でもいい人いるよ」

中国人「うーん、、、、年とったおばちゃんなら、確かにまだマシかもしれない。しかし今の若い人はもう絶対無理だね」

うーん。。。

 

ほとんど毎日夜出ていました、郊外の場所にも行ったのですが、各地で遊んでいる子供が割と薄着で、、中には素足にソックスという女の子とかもいて、、それらを見るたび;

中国人「あれ見てみて!あんな脚だしてる~ひぇー上海の子供ならすぐ風邪ひいてしまうよ。絶対無理。親はあんなにコート着てるのにどうして子どもはコート着ないんだ!?ひどいじゃない」

私「いやぁ。。だって子供が着たくないって言うんだから仕方ないんじゃない?」

中国人「そんなこと言ったって病気になったらどうするですか?」

私「普通は大丈夫だと思うよ、慣れてるし、。まぁ。習慣の問題でしょ。そもそも子供は体温高いわけだし」

中国人「中国じゃとても考えられない」

その後もどこかで薄着の子供や素足(いわゆる生足)の子供を見るたび悲鳴をあげていましたね。。。ははは

 

しかし、少々よく考えすぎと思ったこともあり、、

中国人「さすが日本人は皆ある程度の英語が話せる。。文化程度がやはり高い」

と言うから、、いやぁーーそれはまた違うんだなぁ。。

英語がネイティブの人が話しかけるとほとんどの人は逃げるか、わからない(と思ってしまう)し、、英語が話せる外国人(ネイティブじゃないけど話せる)にとってもNG!

これは英語ペラペラの中国人も言ってました。

思うに、、、片言英語を単語で言われれば日本人は一応単語位少しはわかるから、交流しようと一生懸命親切に聞いてあげようとして交流するのだと思います。

しかし相手が流暢な英語だとわかると自分には理解出来ないといきなりわからないモードに入ってしまって逃げてしまうか、わからない、、、と言ってしまうのではないかな、、と。。

 

まぁ、確かに単語位は出来るという意味では日本人は少し英語理解出来るのレベルは中国人より多いのかもしれませんね。

 

それから、中国人が日本に来るとなんでもかんでも買い漁って、、手当たり次第だって日本人の意識にはあるのですが、、、

私にとっての中国人はそうでもないんですよねぇ~

6-8年前に中国の地方の貿易会社の人達を連れて日本市場調査行った時も、(彼らは全員経営者なので、、オーナー社長です)、、ほとんど買い物しない人達もいたし、子供のものを少し買ったり、、化粧品を少し買ったりする程度。。。

今回は上海人の人達だったのですが、、、ほとんどモノ買わないんですよね。

最初から買うと決めているもの、、、娘から頼まれてSKIIの化粧水、孫用のシール、仕事用のサンプル、甥っ子用の学校カバン(→これは結局水色のランドセルが5000円セールだったのでこれを買っていきました(-_-;)、、、そんなん中国で使うと思えないんだけどってさんざんほのめかしたのですが、、中国人は人の言うこと聞かないです)、筆箱+文具

程度です。。まぁ、最後に空港の免税店でお土産用のお菓子を少し。以上みたいな。。

 

まぁ、どうなんでしょうねぇ。。ああやって買い漁る中国人ってのは、ちょっと田舎者で、でもお金は持ってて、、中国人の言うところの素養のない人達なんでしょうかねぇ?

まぁ、上海人でも若い人達ならもう少しいろいろに興味を持って買ったりしたかもしれませんね。

なんせ今回同行者は平均年齢60歳でしたので。。

ちなみに昔連れて行った貿易会社の人達は30歳位でした。

 

いろいろ生態観察が出来て勉強になりますね。

 

 


中国式のビジネスの考え方って。。

2013-03-28 10:10:10 | 仕事

前々からわかってはいましたが、、、本当に中国人は内輪の内輪の人間しか信用したくないらしいとよくわかりました。

 

今回、ある仕事で、日本側の技術者の方と設計の方とお話をしたのですが、制御装置のオペレーションについてはやはり日本側から技術者がいってやらないと厳しいだろうと言う日本側の話。

で、中国側は

最初はそれでいい、でも途中で変更や修正しなければいけなくなったらどうするのか?

スペックは多少落ちるかもしれないが、修正等がやりやすい機械を使うようにし、出来るだけ修正も簡単にできるようにしておきましょう。

やはり毎回それでは困るから、中国側で誰か担当者を育成しないといけませんね。

いや、この件は私とGエンジニアとあなたの仕事だから他の人は入れたくない。

??

いや、、そういう問題じゃなくて、、こんな簡単な現場のオペレーションまでGエンジニアがやるってことですか??

日本側しか出来ないという高度な技術に意義があるんだ。でも修正などについては何か考えないといけない。。。。だって。。

 

うーん、、、本当にこの国の人達は誰も信用しないんですねぇ。。

誰か他の人が出来たら、油断すると裏切られて誰かに取られてしまうって考えがどうしても頭から離れないようです。

そんなことばっかり心配して仕事してて、、効率悪いでしょうね。。

 

そして誰にも出来ない(=外国の技術)ってことに一番価値があるんですねぇ、、、

つまり、それであれば誰か他の人に取られることはなくて安心って意味なんでしょうけど。

 

そんなやり方はいつまで通用するのかなぁ?

なんか、今回改めて彼らの考え方の根幹を見た気がしました。

中国にいるとうっかり寝首を掻かれる~っていうことは日常茶飯事なのでしょうが。。うーん。

なんだかなぁ。。 


ピンポン外交!

2013-03-27 12:12:12 | 仕事

ピンポン外交(ぴんぽんがいこう、乒乓外交)とは、1971年昭和46年)に日本愛知県名古屋市で行われた第31回世界卓球選手権の裏で、アメリカ合衆国中華人民共和国との間で交わされた外交のことである。


って皆さんご存知でしたか??


すいません、私は今回初めて知りました。。そもそもピンポン外交ってこの時のことを言うとは!?

かなり驚きです!


話が突然始まりましたが。。

今回の出張中に初めて知ったことでしたのでご報告しておきます。


中国人の年配者にとっての名古屋は印象深い都市?だそうなんです。

(いや、、たまたま今回仕事関係で最初に名古屋の会社の人に何人か会ったので、、そういう話題になりました)

 

今回私も初めて知ったことなのですが、、年配者うーん、、50代後半以上の人になるのかなぁ?にとっては「名古屋」という年は東京よりもずっと早く名前を認識した印象深い都年らしいです。

 

1971年4月6日に第31回世界卓球大会が名古屋で開催され中国チームも参加したらしいです。

その際にアメリカチームに訪中の招待をしたらしいです。それがきっかけで実際にアメリカ卓球チーム等(記者)が中国訪問を実現し、中国が1949年に成立してから初めてのアメリカ人が中国国内に入国した。アメリカ中国の民間交流に一役買ったとのことで、すぐにアメリカは反対に中国チームに御礼の招待をしそれが翌年実現したという話らしいです。

これに関連していろいろな逸話があるようでとても興味深いです。

 

つまりピンポン外交によって20年来交流が絶断していた中米関係和解に歴史的突破をもたらした!みたいな感じらしいです。。

 

まぁ、、、、実際は中米関係回復のよいお話ですが、そのきっかけが名古屋での卓球大会とは、、

不思議なものですね。

彼ら曰く、当時はだれも東京の名前なんて知らない、、でもこの大会のおかげで名古屋は誰でも知っていたそうです。。。ははは。。その時名古屋も何か活躍出来ればよかったですね。。

その中で一番印象深い日本人選手は木村選手だとも言っていました。(木村興治選手)

 

なんせ日中国交回復のしばらく前の話ですからね。

やっぱり中国と日本はいろんなところで歴史的にも繋がりがあるものなんですね。

ちなみにその時から3大会連続で中国チームは優勝を飾ったそうです。

 

私が個人的に興味を持ったこのピンポン外交のきっかけをつくった選手「荘則棟

のちに苦労して日本人女性と結婚し大変な結婚生活の後卓球クラブを設立したりされたそうです。

一番驚いたのはその彼は2013年2月10日に北京で亡くなっておられるってことです。(72歳没)

ええ?半月前ですか??なんだかすごいです。


ぜひ彼の波乱万丈の人生を読んでみたいです。




日本出張してました

2013-03-26 19:06:43 | 仕事

数日間中国人とべったり一緒の濃い出張でした。

私は1日先に東京入りしショッピングや友人との交流を楽しませて頂きました。

そして、、前回に引き続きJALで東京入りしました。

まともな食事に加えて食器が金属なんて、、もう何年ぶりでしょう??もういいんでしょうかね??

 

そして、、桜~

 

さくらタワーの夜桜です♪ 今回は時期もよかったのでとっても満開の桜を堪能出来ました。

 

いやぁ。。今までも仕事で既に1年以上交流のある人達ですが、さすがに今回のように彼らにとって初めての経験に立ち合うってのはとても興味深い発見が一杯ありましたので少しずつご報告したいと思います。

改めて中国人の行動というか、、思考に触れた気がしました。

 

メインの視察先

 

相模湖イルミリオン

  

東京ドイツ村

  

ディズニーランド

これは皆さんもご存知のエレクトリックパレードですね。

 

食事;

品川プリンスにて鉄板焼きディナー

宿泊ホテルでランチバイキング

東銀座で中華料理ランチ(刺身がダメって言う人がいたので。。。)

カツカレーとハンバーグ

焼き肉ランチ

夢庵でしゃぶしゃぶ食べ放題

ディズニーで洋食イタリアン

そじ坊でそば

 

居酒屋とお鍋屋さんにも連れて行ってあげたかったかな、、と思います。

 

 

 

観光した先は、

浅草、築地、夜のスカイツリー、銀座

 

取り急ぎ行程紹介でした。次から道中でのいろいろをご報告致します~ 


治験広告

高額謝礼の出る社会貢献度の高いボランティアのお申込みはこちら