風花の覚え書き

ミントの異変

ハッピーなはずのクリスマス。
サンタさんはとんでもないプレゼントを届けてくれたようです。

まだ頭の中の整理がうまくいっていないのだけど、記録しておきましょう。

一昨日のこと、いつもは私が起きてくると、ケージから出してと動き始めるミンちゃん。なのに、じっとしたままベッドから出ない。
おまけに食いしん坊のこが朝食拒否。
これはおかしい。
すぐに病院に行ったけど、なんと臨時休診。
仕方なく帰宅して、もう一度、ご飯を食べさせてみたら、何とか完食。

そして昨日、食いつきは良くないけど、お肉を混ぜてスプーンで食べさせたら完食。
それでも元気はない。
それに口を開けたがらなくて、口を触るとすごく嫌がる。
再度、病院へ。

靭帯とヘルニアで診てもらっている院長は不在。もしいたとしても、完全予約制だから予約なしでは診て貰えないそう。
だから、またもや初めましての獣医さんになる。今回は女性の獣医さん。
とても優しかった…。

まずひと通り身体チェック。
今回は左右とも後ろ足の麻痺がでてた。
さらに脱水気味。
血液検査をしてみるとCRPが7.5と高値。
20日前には問題なしだったのに…。
ヘルニアにしては背骨を押しても痛がらないのが不自然。
口を見てもらったけど、歯肉炎や歯石はあるけど健康上の問題を起こすレベルではない。

もしや、お腹の病気が背骨に影響していることも考えて腹部エコー。
でも原因になりそうなものは見つからず。

考えられるのは…。
腫瘍系の病気。
と言う事で札幌の大学病院でMRI検査を勧められた。
それで、もし、ヘルニアなら手術は可能。
でも、もし腫瘍性なら。
QOLを維持してあげられるように…と。

つまり緩和ケアってことですか?
と質問すると。
そうですね…との返事。

もしそういう時がきたら
延命優先で治療し続けるより、少しでも痛みや苦痛を軽くして静かに見守って上げたいと思っていたから。
先生の言葉はしっくり受け入れられた。

今は痛みを軽くする良い治療もありますからと言ってくれて嬉しかった。

でも、それを決める前にやはりMRIでの確定診断は必要になるらしい。
こんな元気のなくなったこを遠い距離連れていき、麻酔の必要な検査をしていいのかとも悩む。

それでも、もし、今の体調不良が単純にヘルニアが問題なのだとしたら、治して上げられる可能性は捨てられない。

ただ悪いことに年末年始になり、病院も検査も止まってしまう。
ステロイドをしっかり使うと、病状が好転し検査の時隠されてしまう可能性がある。
でも、使わなければ一気に症状が進んでしまう可能性がある。
と言うわけで、低量のステロイドを使ってみることになった。

今朝は私が起き出すと、ベッドから出てきてケージから出してとアピールしてくれた。食事もゆっくりだけど、いつもの量を食べてくれた。
どうしても💩は外でないとしないから、抱っこして雪道に降ろしてみたら、ちゃんとできた。

この先どうなるのか不安しかないけど、私ができる事は先生を信じて、ベターと思われる選択肢を進むこと。

皮下注射をしながら、先生と少し話した。
ミントのファーストワクチンに連れて行った時、獣医さんから「ぼくは、こんな病気のデパートみたいな犬種は絶対に飼いませんけどね」って言われた事。
そんな呪いの言葉をかけられてから11年でこうなりました…って。
先生はもちろん獣医師として、憤っていたし、11歳まで元気にこれたことは立派ですよって。
11歳になれば誰だって何が起こってもおかしくないですからって言ってくれた。

そして次の診察も私が診ますから安心してくださいって、言ってくれた。
嬉しかった。

とにかく進むしかない…から。
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