心理学者のエレイン・アーロン博士によると、HSPは「DOES」という特徴があるようだ。
この特徴はプラスの面とマイナスな面の両方を兼ねている。
DOESとは次の頭文字を並べたものである。
①D=Depth of processing(深く考える)
②O=Overstimulation(過剰に刺激を受けやすい)
③E=Empathy and emotional responsiveness(感情反応と共感力が強い)
④S=Sensitivity to subtleties(些細なことを察知する)
私はこれら全て当てはまり、完全にHSPなのだと改めて実感する。
「D」=深く考える
一人で色々考えることは好きだ。故にブログも始めた。
2024年から始まっている新NISAについて考えたり、家計についてああだこうだ考えたり、
本を読んだり、カフェで思考整理したりする時間は本当に楽しい。
多分、感覚としては非HSPさんが人と話している時間に似ているのかなと勝手に感じている。
ただ深く考えることが、ネガティブなものだと膨れ上がってしまい不安が大きくなるマイナスの面もある。
普段より素っ気ない対応をされたら、何か気の障ることしたかな...などといつまでも考えてしまったり、
ちょっと注意をされただけで頭が真っ白になることもある。
「O」=過剰に刺激を受けやすい
特に聴覚が過敏。
人の咳払いやお皿のガチャンっていう音、太鼓を叩く音、工事音などが特に苦手。
加えて音を立てる人の感情も情報として入ってくる。
上司のエンターキーを押す強さで苛立ちの度合いが分かったり、話す声のトーンだったり。
人の何倍も疲れやすく環境に大きく左右されるため、休息の時間は本当に必要だと感じる。
「E」=感情反応と共感力が強い
感情移入しやすい。
医療系ドラマ、サスペンスドラマやホラー映画、パニック映画などが苦手。
医療系は患者さんを自分のことのように置き換えて考えてしまうため、
見ているだけで自分まで具合が悪くなってきてしまう。
マイナスの感情が心を襲ってくるようなイメージ。
テレビでやっている家庭の医学的なものも苦手で子供のころはチャンネル回して!って
泣き顔でよく親に言っていた笑
血液が苦手なのもある。
怖いのとグロテスクなのも本当に無理。
高校生の頃、国語の授業で夏目漱石のこころを聞いていた時に、
先生の説明する表現が生々しくて気持ち悪くなって倒れたことがある。
国語の授業は暗い話が多くて苦手だった。
「S」=些細なことを察知する
人の感情の変化には特に敏感。
めちゃくちゃ相手の機嫌を気にする。
感情の波が激しい人、何を考えているか分かりにくい人、不愛想な人、裏表のある人、怒りっぽい人が苦手。
一緒にいると影響されて疲れてしまう。
逆に穏やかな人、同じ気質を持つ人、優しい人といると本当に安心感がある。
怒りという感情を受けるのが苦手なのかもしれない。
怒っていないと分かるとホッとするし、同じ気質の人もHSPに理解があるから心地よく感じるのだろうな。
そういう人とのつながりを大事にしたい。