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南仙台の父・hrperficioの占いと運気のブログ

ジャズの不思議

こんにちは、hrperficioです。
仙台でサラリーマン兼ジャズプレイヤー兼占い師をやっています。
今回はいつもやっているジャズについての不思議をお話しします。

ジャズを最も簡単に説明するとすれば、4ビートのリズムで楽曲のメロディをインプロビ
ゼイションでアレンジして、コード進行にテンションコードを多用したアドリブ演奏を
フューチャーした音楽になります。
でも、全てが4ビートでもないし、楽器の構成も特に決まりもなく、必ずテンションコード
を使わなければならないこともありません。
音楽理論によって複雑にもでき、シンプルにもでき、必ずアドリブ回しをしなければいけ
ない訳でもなく、むしろロックの方が様式的なルールや規則が多いように思います。
まだ若い頃は音楽理論の知識や情報も乏しいので、何をどうして良いか何となく頭に入ら
ず、雑誌や音楽理論書を見ても煮詰まってしまうだけで、ジャズは遠い彼方の存在でした。
今考えるとそんなものではなく、ジャズを簡単に説明すればの文面で解釈すれば良かった
だけでした。自分で難しく考えていただけです。
私は最初はピアノから音楽に入りましたが、その時はクラシックから入っているので、
ジャズで使うようなスケール(音階)やコードは必要もなく、40年も昔はクラシックの
知識でスケールやコードを理解できる本もあまりありませんでした。
そこで、ギターでコードの勉強を始めて、コードの意味や使い方を理解し、ピアノやキー
ボードに応用するやり方になっていました。
そのため、今でも珍しいコードやスケールはギターから確認しないとわからないことが
あります。

ジャズの特徴であるテンションコードですが、緊張感を持たせる意味でのテンション
コードはライブでは特に重要です。
私はテンションコードでも響きの不思議な、かつ絶妙に響きの良いコードが好きで、
7th系のコードでも9thや11th、ディミニッシュやハーフディミニッシュあたりは多用
しています。基本的にはわからなければ広く7thでごまかせますが、こういったテン
ションを加えることで音の拡がりが得られます。
実はテンションコードと最初に出会ったのはジャズではありませんでした。
一番最初にテンションコードを見たのは山下達郎の譜面でした。
中学生の頃はまだ山下達郎がシュガーベイブを立ち上げた頃で、割と黒っぽい感じ
の曲をやっていました。(DOWN TOWNが特に有名です。)
また、ギターのカッティングも特徴的でかなり黒っぽさを出していて、この影響で
ジャズやフュージョン、ソウルやファンクに気持ちが行ってしまい、カッティングが
大好きなまま戻って来ることはありませんでした。
特にテンションコードの使い方も研究・洗練されていてカッコ良かったのでハマッた
のだと思います。
なので、今でもテンションコードをエネルギー全開のためにフリージャズ的な使い方
をするのではなく、あくまでも曲の構成や進行上のアクセサリー都市て使う感じの
ものが好きです。(ベジー・アダールとか)

同じコードでも楽器やポジションでも違うし、セッティング状態でも変わって来るので
色々と試して絶妙な響きになった時は本当に嬉しいものがあります。
人によっても楽しみ方はあると思いますが、私はただ演奏するだけでなく、曲を完成
させるプロセスも含めて楽しんでいます。
料理の味付けで色々な隠し味を入れたり、出汁に拘ったりするのと同じです。
モノづくりの過程の一部として楽しんでいますが、それができるのもジャズの自由な解釈
かもしれません。

ジャズには他にも色々な不思議な魅力、楽しみ方があります。
また、別の投稿で紹介していきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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