こんにちは南仙台の父（hrperficio）です。
今回は色々と物議を呼ぶ東京都知事選挙を取り上げてみました。
10年近く前まで都民だったこともあり、当時からも都知事選挙はイベント
的な要素もありましたが、肝心な政策を問う選挙というのはありませんで
した。
どちらかというと人気投票に近い感じもあり、今回もそのような受け止め
方が強くなっている感じです。
その中で現職小池都知事に挑戦する有力候補の一人が蓮舫氏です。
二番ではダメなのかといえば今回は一番でなければ何番であろうと意味が
ない、定員一名の都知事のイスです。
さて、蓮舫氏は都知事選挙を勝利で飾ることができるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、魔術師のカードの正位置が出ています。
魔術師のカードの正位置は可能性や機会、才能や感覚、意志や手腕といっ
た意味があります。
この後の環境条件も踏まえて考えると、有利というよりもやり方によって
は挽回の可能性ありといった感じなのかもしれません。
現時点では現職の強みを活かした小池氏に圧倒的なリードを許しており、
石丸氏との争いでも苦戦の状況になっています。
また、共産党との関係性から連合や非自民野党からも距離を置かれている
現状もあって、選挙戦術の誤りなどによる苦戦が影響しています。
ただ、これから小池氏も石丸氏も様々な問題が待ち受けています。
特に小池氏は自民党の党内抗争の余波を受けたり、岸田政権の打ち出す政
策への批判なども生じて、その影響を被るといったリスクが高まっていま
す。
ある意味蓮舫氏には有利な条件もこれから出る中でどう戦うかが問われて
いるのかもしれません。
少なくとも今の選挙戦術は間違っていますので、これからどう挽回するか
をしっかりと見直すことで劣勢を押し返す可能性はあるといっても良いの
かもしれません。
小池氏は自身の問題よりも周囲から足を引っ張られるところが出てきます。
石丸氏を除いた他の候補には勝利の見通しはありません。
石丸氏にもまだチャンスはあるといってもいいかもしれません。
事実上はこの三人の候補者のみの戦いとなります。
次に環境条件ですが、正義のカードの正位置が出ています。
正義のカードの正位置は公正や公平、誠意や善意、平等や正当性、理性や
バランスといった意味があります。
単純に小池氏や自民党・公明党への批判では勝利はできません。
現実的な見方も含めて明確な政策の対抗軸をどう打ち出すかがカギとなり
ます。
これは小池氏にも石丸氏にも同じ考え方が当てはまります。
小池氏は単純に消去法で優位に立っているだけで、これ以上悪くしないで
欲しいという後ろ向きな気持ちを有権者が持っているだけの話です。
景気の良い話をすることもできませんが、抜本的な都政の問題点をどう解
決するのかを政策面で説かない限りは優位には立てません。
左派軸での対抗政策ではまったく意味はありません。
消極的小池支持層や無党派層をどう取り込むかが勝敗のカギを握ります。
特に自民党の問題はこれらの人たちにも不安を感じさせる要素です。
これから更に一週間程度はどの陣営にもチャンスも不利な状況も訪れるこ
とになるでしょう。
その中で明確な支持を得られる現実的な対抗政策をどう出せるか、今から
こうした対応ができる候補者に勝利が舞い込むことになります。
