こんにちは南仙台の父です。
携帯電話料金が上がってきました。
様々な要因がありますが、人件費だけでなくシステム維持費などが上がって
いることも要因です。
一方でサービス面では店舗での対面受付の縮小などで費用圧縮も行っている
中で料金値上げが実施されました。
もちろんインフレ傾向にある中では今後も上昇はするのでしょうが、インフ
レを超えるレベルの料金上昇はあるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、正義のカードの逆位置が出ています。
正義のカードの逆位置は不正や不公平、偏向や不安定、一方的や不誠実とい
った意味があります。
今後も料金見直しは続くことになります。
システムの規模が大きいこともあって、維持管理のコストは膨大なものにな
っていることも事実です。
また、表に見えないシステム維持の課題もあるため、全体的に加速的に費用
の増加があるのも間違いありません。
また、一方で今後の第6世代システム開発費の問題もあって、先行投資も必
要であり、システムが更に大きくなる予測もあって、財務面からも更なる体
質強化が重要な課題になります。
現状は無線通信事業が有線通信事業を含めた利益補填を行っている実情もあ
って、NTTやKDDIは総合的な維持費用捻出が課題です。
料金が下がる見込みというものはありません。
ただ、表面に見えない面が大きくある中で利用者の理解が得られるかといえ
ば難しいのも当たり前です。
一方的に見える形で今後も料金改定は進みますが、それでもワールドワイド
で主導権を握るだけの力もないのが問題です。
世界の趨勢に後れを大きく取らない形でどこまで料金を上げることができ、
それでビジネスが維持できるのかが問われることになります。
次に環境条件ですが、恋人のカードの逆位置が出ています。
恋人のカードの逆位置は不道徳や空回り、無視や空虚といった意味がありま
す。
市場原理を無視した料金の値上げは無理があり、一定の理解を得られる形で
ビジネスを行う必要があります。
今後も進化し続けるシステムの開発や導入、その維持を安心安全で行うには
優秀な人材確保も大事な要素です。
こうした点で膨大な費用がかかっていく傾向をどのようにバランスを取って
行くのか、その上で料金形態も先進的な考え方よりも限定的なプランなどの
維持も含めて設計できるかも重要になります。
システムインフラが弱い状態になれば日本経済は更に実力が低下します。
こうした点も踏まえて通信政策をどう考えるかも政府は考えていく必要があ
ります。
その中でバランスを重視した通信事業を構築できるかもカギとなります。
料金競争を繰り広げていた時代はもう過去のものです。
これと同じ状況を望んでもまったく意味はありません。
高齢化も進む中で通信事業をどう構築していくかが料金設定のカギを握るこ
とになります。