こんにちは南仙台の父（hrprficio）です。
今回はSUICAを取り上げてみました。
様々な非現金決済方法が登場し、インバウンド需要により海外旅行客の対応
で改札でクレジットカードが使用できる場所も登場しました。
NFC（近距離無線通信）として、SONYが開発した方式を使ったSUICAも登
場から既に20年程度が経過しました。
私も普段からコンビニ決済などでもSUICAを多用し、電車やバスでの移動な
どでも多用しています。
その一方で、私の住む仙台から関東への移動ではSUICAが連続して利用でき
ない制限があったり、地方ではまだSUICA自体が対応できない場所も数多く
あります。
そうした中で、一部のIT専門家からはSUICAオワコン論も出ています。
さて、そんなSUICAは今後オワコンとなってしまうのかを占ってみました。
写真は鑑定の結果となります。
左側がSUICAとJR東日本の状況、真ん中がSUICAを取り巻く非現金決済の状
況、右側が結果となります。
まずSUICAとJR東日本の状況ですが、ダイスは月を示しています。
月は女性や母性、内面や安心といった意味があり、内面的・直感的な感情を
表し、率直な感性や本音を表すとされます。
JR東日本もSUICAに拘っているわけではありませんが、登場から長い月日が
刑かしていることもあって、今さら大きな変化を求めることも難しく、改札
でのSUICAが果たす効果も大きいため、当面はこのシステムを維持しながら
色々な対応を進めることになるようです。
また、SUICAも大きくは変化もせず、今の利便性を維持しながら非現金決済
の機能も含めて、国内の交通系決済システムとして進む方向であることを示
しているようです。
アプリを呼び出すなど面倒な手続き・操作が不要で、条件によってはスマホ
でも電池残量が少なくても動作できる場合もあるので、そういった利便性に
よる評価は決して弱くないと思います。
次にSUICAを取り巻く非現金決済の状況ですが、ダイスは双児宮を示してい
ます。
双児宮は広く浅くや心機一転、移り気やビジネス、冷静や知的といった意味
があり、変化にアイデアで対応することを表すとされます。
おそらく、システムそのものは変化はしませんが、日本ではワンストップ化
のシステムが好まれるところもあるため、カードや口座と紐づけるような考
え方による決済の拡大などはあるかもしれません。
気になるのはマイナンバーカードです。
こうしたシステムにより、紐付け化による学割を含めた定期券の購入や決済
だけでなく、通勤費を支払う企業であれば決済を会社で代納負担したり、給
与に割り戻すなどの対応も考えられます。
場合によってはシニア割りのようなものや子供割りのような決済もマイナン
バーカードを起点とした紐付け化できるような、そんなところは検討されて
いるかもしれません。
どんな交通手段でも定期として使用でき、事故等による振り替え輸送なども
含めて、こうした流れで対応することは構想にあるかもしれません。
次に結果ですが、ダイスは数字の2を示しています。
数字の2は取り巻く環境や周囲や財産といった意味があり、お金や資産に対
する意識や行動や価値観を表すとされます。
おそらくは、決裁の簡略化や自動化は今後も国内では進み、面倒なアプリ操
作や画面遷移、システム自体のコスト低減などを考えるとNFCは決して不利
な状況ではないようです。
むしろ、どう作り込むかによってはマイナンバーカードとの関係性などもあ
って、紐付け化による効果なども期待できるのかもしれません。
おそらくは、スマホで何でもできる範疇にこうしたことが含まれるようにな
って、スマホを持っていけば生活上何の問題もなく対応できる方向に更に進
むことを示しているようです。
スマホが財布であり、口座であり、身分証明であり、給与や給付の受け口で
あり、免許証なども含めた総合的なシステムの中にSUICAの仕組みが入って
いくことになるのではないでしょうか。
SUICAのハードウェアの部分は確かにオワコンになるかもしれませんが、シ
ステムとしての概念はむしろ良い方向にむかっていくことになるでしょう。
どうしても、日本の場合はIT専門家のような方もまだまだハード信仰が強く
あるので、そういう見方であればオワコンも発想として上がるでしょう。
しかし、ハードはあまり意味を持たない社会になっているので、システムの
概念をどう構築設計、更に環境実現するかがカギになるでしょう。
SUICAは魂だけは生き残る、そういう表現の方が正しいかもしれません。
