こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今年は昨年の米の作況が良くなかった影響もあって、大幅な値上がりと不足
という今までにない現象が起きました。
既に新米も市中には出回っており、不足は解消しているようですが、価格は
高い状態になっています。
今年の作況は良い状況のため来年は大きな不足には至らないという予測もあ
りますが、農業の高齢化やコメ離れなどの課題もあり、ブランド米の輸出な
どの要素が複雑に関わっており、慢性的な不測の状況を心配する声も出てい
るようです。
果たしてコメ不足の事態は今後も継続して発生することになるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、世界のカードの正位置が出ています。
世界のカードの正位置は感性や完全、全体や完璧、理想や正確といった意味
があります。
おそらくは大きな不足となることはありませんが、時期によって多少不足し
たり、一部のブランド米の流通が不足するといったことはあるでしょう。
しかし、大きな不足となるようなことはありません。
今回も流通量に対して過剰な反応による買い意識が働いたことによる影響も
かなり出ており、心理的な行動による人の過剰な反応が大きな要因となった
面は否めません。
また、コメ不足に入る前に価格が上昇していたこともあって、心理的に量の
不足に意識が繋がってしまった点も見逃せません。
政府も流通量の不足はなく、心配はないとしていましたが、心理的な防衛意
識であったり、その現象に乗じて利を得ようとする人たちの考え方を変える
ことはできませんでした。
価格は今後も下がることはありませんが、量が極端に不足するということは
しばらくはないでしょう。
次に環境条件ですが、恋人のカードの逆位置が出ています。
恋人のカードの逆位置は不道徳や失望、空回りや無視、空虚や迷いといった
意味があります。
中期的な展望に基づいて市場コントロールすることは当然大事です。
また、今回の問題の要因となった価格の問題や市場での防衛・過剰行動の対
処をどう行うかも課題となっていきます。
本来は起こるはずのない現象が起こったことは反省が必要です。
何よりも報道の在り方であったり、販売や流通の方法であったり、様々な問
題が今回の問題には関わっています。
直接の利益者ではなく、間接的かつ煽ることによって利益を得る人たちが存
在する点にも課題があります。
市場原理に基づく経済体制である以上は一定のルールは大事になります。
今回もかなり無視されたり、不安意識が上回るパニックを呼んでしまった問
題があります。
本来の原因を作った人たちがまったく反省していないのも気になります。
今後は気候変動の影響でコメの収量が大きく影響を受けることも度々発生す
ることになりますが、そうしたものを社会的な不安を煽ることなくコントロ
ールできるかがカギとなります。
社会不安を煽るような行為や現象をどう制御するか、コメに限らず多くの場
で知恵が必要となるでしょう。