「鶏肉と大豆のカレー煮」 畜産系缶詰
またもや缶詰クンをいただいたのであります。
今回もサヴァイバルゲーム系のお友達がくださったのであります。
これはサントリー角瓶についていたオマケのおつまみ缶詰であります。
これはオツマミなので、大災害に備えて貯蔵するとか、旬の素材を保存するとか、御飯と一緒に食べるとかの缶詰本来の目的で作られた缶詰ではありません。
箱にも書いてありますが、サントリー角瓶のハイボールに合う様に、中村孝明氏(和食の鉄人)と輿水精一氏(サントリーチーフブレンダー)がお造りになった缶詰だそうです。
ちょっと見えなくなっちゃった部分もありますが、美味しいハイボールの造り方と、本製品は非売品でありまして、
「角瓶を飲んでくださるのなら、一回分のおつまみはサントリーでご負担させていただきますよ(^^)」
と、書いてあるのであります。
「コイツが欲しけりゃ角瓶買いナ!」
と書いてある訳ではナイ・・・と思います
缶には開発者のコメントが書いてあるのも珍しいと思いますが、このコメントがダサイ(失礼)のが可笑しいですネ
さて、開缶
みても判るとおり、鶏肉と大豆の他に筍、椎茸、コンニャクが入っています。
御飯を食べるのを前提とした缶詰は、どうしても濃い味で脂分多目になってしまうのですが、この缶詰は前述の通り、おつまみでありますので、味も濃くないし、脂分も少ないです。
さて、お味の方はと言いますと、カレー風味缶詰は、どうも尖った味になるのですが、これは割りと丸くでき上がっています。
香りも又、丸くでき上がっております。
今までカレー風味の缶詰を食べた中では一番良いカナ?
勿論、これは「鯖のカレー風味」とか「鶏のカレー風味」とかの「○○のカレー風味缶詰」の話で、カレーライス用のカレーは除いての話であります。
で、よく出来ているのは調理人が開発に携わっているからと言うことは当然ありましょうが、材料にもヒントがあるかもしれません。
原材料を書き出してみます。
大豆、鶏肉、筍、醤油、砂糖、コンニャク、椎茸、味醂、清酒、カレー粉、昆布・カツオエキス、七味唐辛子、グァー(増粘剤)調味料、水酸化Ca
先ず、大豆が入っていることが、味と香りが尖っていない要因であると思いますが、もう一つの要因として、清酒があるのではないでしょうか?
普通、カレー風味缶詰には入っていないのは清酒でありますね。
我々も旨みを出すために、よく清酒を料理に使いますし、洋食ではワインを良く使います。
なのに缶詰の調理には酒を使わないのは何故なのでしょうか?
普通缶詰は、材料を缶に入れ、封をしてから加熱調理をするのですが、それでは調理の際にアルコール分が外に逃げられずに、缶内に留まってしまうからだと思います。
だとしたらこの缶詰は何故清酒が使えたのでしょうか?
多分、一回調理してから缶詰にしたからではないかと考えます。
そうであれば、手間の掛かった作り方でありますね。
(間違っていたらゴメンナサイであります。)
この缶詰クンは日本水産(株)さんが作った缶詰クンだそうです。
兎に角、興味深い缶詰クンでありました。
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