缶詰が好きです

以前のプロバイダーが閉鎖になるので、Gooブログに引っ越してきた、缶詰が好きな、ダメ料理人のブログです。

しなびた大根

2022年07月25日 | 野菜料理
「しなびた大根」  料理
東京は、やはりまだまだ緊急事態解除は先になりそうですね。
しかし、解除されても、次の冬に来るかもしれないコロナ第2波に備えないといけませんね!
マスク、アルコール、缶詰等食糧・・・夏までに備蓄をするべきではないかな?


大都会東京の片隅で、大根がひっそりと萎びておりました。
マンションの表の廊下に置かれた冷蔵庫代わりのダンボール箱のなかで、誰にも気づかれずにヒッソリと萎びておりました。

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萎びた大根の発見現場

鑑識の米沢さんは、
「おそらくこの季節なら冷蔵庫に入れなくても、ココに置けば大丈夫だろうと思った主婦の仕業でしょう。廊下という比較的人通りの多い場所ゆえに、大都会に暮らす人間の無関心をつくづく感じますナァ」
と、言っていました。

萎びた大根は、身も心も皮もフニャフニャになって、その白さがだけが残っていました。
萎びた大根の白い色ほど哀しい色はない・・・と布施アキラさんが歌っていましたっけ。

そんなワケで・・大根が萎びたから、今日は大根記念日

萎びた大根をどうすべきか迷っていてくだらないことばかり頭に浮かんできます。
だからと言ってこの大根、捨てちゃイカン、なげたらアカン(北海道では捨てることをなげると言います。因みにアカンは北海道では湖にことです・・多分)

そこでふと思いました。以前からやってみたかったことを。

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二日くらいで水がドンドン出てきてこんなに汚ならしくなって来ました。

醤油で延ばした味噌にほんの少しだけ塩と砂糖を混ぜて、二つ割にして10cmくらいに切った大根をまぶしてみました。
二日くらいしたら水が上がってきて、なんだか汚らしくなってきたのですが、容器の下煮トレイを置いて水が溢れても良いようにして、水を捨てずに5日くらい待ちましたら・・

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こんな感じに仕上がりました。

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切ったらこんな感じです。

付け始めたころは大根の苦い香りと味噌の香りがバラバラで、なんか悪臭って感じだったのですが、5日も経つとなんとなく渾然一体となり、美味しそうな香りになっちゃうから不思議なものです。
味も辛すぎず、甘すぎず、丁度良いところで上げられたので、米によし、酒によし、酒によし・・

ちょっと萎びちゃったからって、なげたらアカン・・・・鈴木啓示さんも言ってましたよね~

食べ物は大事にしなきゃね(^^
 


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