「山形の玉こん」 野菜系缶詰
缶界はすでに二大政党による色分けになって久しい。即ち、お魚党とお肉党である。
今は政権与党はお魚党であるが、缶界の選挙は12年に一度なので次の選挙まであと9年もあるのである。
缶界貴族院にいたっては、カニ党もキャビア党フォアグラ党も近頃貴族院に参加するようになった雲丹と鮑のいちご煮党も、永年党として選挙なんか無いのである。
だからどちらの党もあまりシャカリキにならず、閣僚も議員ものんびりとしている。
ガツガツとしないのんびりとした世の中なので、なんだか山本周五郎の小説のようなのである。
そんな缶界だって、たまにお肉党とお魚党で論戦が盛り上がることもあるが、この二大政党とは違い、比例区だけで当選している党が・・・やっぱりあるの・・・ダナ
この弱小政党は「お野菜党」。
結党のとき、「野菜を食べねばだちかんぞ!」と言うスローガンで一躍有名になったミニ政党なのであります。
よくお豆党と間違えられたり、連立と思われたりするけれど、全く別の党でして、党の広報室には「芋は豆ではないかんネ!」と大きく書いてあるんですね。
例えば豚肉しか食べない人をポーキアンとか鶏肉しか食べない人をチキネーズとか呼びませんよね(そんな人は居ないと思うけれど・・
でもお野菜の世界ではベジタリアンというお野菜原理主義の人たちが居まして、この人たちがお野菜原理主義政党として結党しているのであります。
お野菜党で一番有名な議員は、なんと言っても缶界長老のアスパラガス議員でありまして、議長在任期間が40年を超える缶界最長老の先生で、党派を超えて尊敬を集めている北海道選出の先生であります。
このようにお野菜党はミニ政党ではありますが、実力派の議員先生が多い政党なのであります。
そんな訳でお野菜党・山形選出の「玉こん」先生
山形平野屋さんの「玉こん」でなす。
山形といえばァ、「だだちゃ豆」とか、「だし」とか、「スィング・ガールズ」とかァ
んまそーなもんがァでっちりとれるんだっす
う~ん・・・われながら怪しいトーホグ弁だな・・んだべっす?
お肉とか紹介すると怪しい九州弁になるとですが、ばってん、お野菜を紹介すると怪しいトーホグ弁になってしまうのす
で、この玉こん、平野屋さんのHPには
かつて伴淳三郎氏が弊社の「玉こんを食された時、ふるさと山形をしみじみ想われたそうです。自然が育んだ懐かしい味わい、弊社ブランドの「玉こん」を是非ご賞味ください。
と、かいてあります。
伴淳三郎さんは山形のヒトだったんですね!
昔、日本酒「神聖」のCMで「かあちゃん、いっぱいやっか?」と言う大ヒットCMがありました。伴さんはきっと玉こんで一杯やりながら「かあちゃん、玉こんもやっか?」と訊いたのかもしれませんね・・・あ、コレ、ちょっとォ・・んまぐねぇかな?
では開缶するだす(ますます怪しい言葉になっているナ)
では開缶・・エイッ!ニャンパラリ
ちょっとのすき間から香があがってきます。
思わず目を瞑って、人差し指を立てて、鼻をヒクヒクさせてしまいます。
「おやおや・・・イカですねェ・・・・玉こんというネーミングなので、単純にコンニャクだけ出てくると思っていたのですが・・これは嬉しい勘違いですねェ、亀山クン」・・・あ、カンケーないヒトですね・・
そんな訳で開缶したとたん、イカの匂いがフア~としてきました。それから出汁の香がかすかにしてきます。
伴先生でなくとも「いっぱいやっか?」の気分になってしまう香です。
このイカを煮た香を嗅ぐと呑みたくなるのは日本人のDNAのなかにそういうのがあるのでしょうかね~
いかにもヤマガタの手作りという形の玉コンニャクが6個、イカは1/4杯くらいでしょうか?この玉が6個というところが、私のような西部劇好きにはウレシイ数字でもあります。
一人前の肴にピッタリの量ですね。
いつものようにラップを使わないでチンしましょう!
石油製品を食べ物にくっつけたくない方はこのような蓋で温めると良いんだばァ、わがたが?
さて温まりましたので頂きます。ところでこういうときって、イカからにしようか、コンニャクからにしようか・・・迷いませんか
「その期待が迷いを起こさせる・・ということなんでしょうねェ・・」
だから~・・もうこのヒト出てこなくていいからァ
では、私はコンニャクから・・・・コンニャクはイカの味と香が滲みていて、歯ざわりはコンニャクで味はイカ?
美味しいのですが、トーホグの濃い味を期待していたのでちょっとビックリ。
しかしながら、薄味のコンニャクから染み出してくる出汁は上品で美味しいですね。
さてイカですが・・・これはスルメ?
缶詰のイカ独特の味と香ですが、味つけが甘くないので口に入ったときの匂いのしつこさはありません。
御飯には合わないかもしれませんが、酒には合います。
御覧のとおり甘みの調味料は数種類入っていますが、決して甘く感じません。
おでんの汁に醤油を入れたような味とでもいいましょうかね?
この缶詰はお気に入りに入れたいです。
随分と涼しくなってきた今日この頃・・・・
熱燗には早いけれど、冷酒じゃ喉を中々通ってくれません。
そろそろぬる燗がいいかな・・・・
山形の玉こんの缶詰、タンフニのだだちゃは是非ともこれをけ (食べなさい)
今は政権与党はお魚党であるが、缶界の選挙は12年に一度なので次の選挙まであと9年もあるのである。
缶界貴族院にいたっては、カニ党もキャビア党フォアグラ党も近頃貴族院に参加するようになった雲丹と鮑のいちご煮党も、永年党として選挙なんか無いのである。
だからどちらの党もあまりシャカリキにならず、閣僚も議員ものんびりとしている。
ガツガツとしないのんびりとした世の中なので、なんだか山本周五郎の小説のようなのである。
そんな缶界だって、たまにお肉党とお魚党で論戦が盛り上がることもあるが、この二大政党とは違い、比例区だけで当選している党が・・・やっぱりあるの・・・ダナ
この弱小政党は「お野菜党」。
結党のとき、「野菜を食べねばだちかんぞ!」と言うスローガンで一躍有名になったミニ政党なのであります。
よくお豆党と間違えられたり、連立と思われたりするけれど、全く別の党でして、党の広報室には「芋は豆ではないかんネ!」と大きく書いてあるんですね。
例えば豚肉しか食べない人をポーキアンとか鶏肉しか食べない人をチキネーズとか呼びませんよね(そんな人は居ないと思うけれど・・
でもお野菜の世界ではベジタリアンというお野菜原理主義の人たちが居まして、この人たちがお野菜原理主義政党として結党しているのであります。
お野菜党で一番有名な議員は、なんと言っても缶界長老のアスパラガス議員でありまして、議長在任期間が40年を超える缶界最長老の先生で、党派を超えて尊敬を集めている北海道選出の先生であります。
このようにお野菜党はミニ政党ではありますが、実力派の議員先生が多い政党なのであります。
そんな訳でお野菜党・山形選出の「玉こん」先生
山形平野屋さんの「玉こん」でなす。
山形といえばァ、「だだちゃ豆」とか、「だし」とか、「スィング・ガールズ」とかァ
んまそーなもんがァでっちりとれるんだっす
う~ん・・・われながら怪しいトーホグ弁だな・・んだべっす?
お肉とか紹介すると怪しい九州弁になるとですが、ばってん、お野菜を紹介すると怪しいトーホグ弁になってしまうのす
で、この玉こん、平野屋さんのHPには
かつて伴淳三郎氏が弊社の「玉こんを食された時、ふるさと山形をしみじみ想われたそうです。自然が育んだ懐かしい味わい、弊社ブランドの「玉こん」を是非ご賞味ください。
と、かいてあります。
伴淳三郎さんは山形のヒトだったんですね!
昔、日本酒「神聖」のCMで「かあちゃん、いっぱいやっか?」と言う大ヒットCMがありました。伴さんはきっと玉こんで一杯やりながら「かあちゃん、玉こんもやっか?」と訊いたのかもしれませんね・・・あ、コレ、ちょっとォ・・んまぐねぇかな?
では開缶するだす(ますます怪しい言葉になっているナ)
では開缶・・エイッ!ニャンパラリ
ちょっとのすき間から香があがってきます。
思わず目を瞑って、人差し指を立てて、鼻をヒクヒクさせてしまいます。
「おやおや・・・イカですねェ・・・・玉こんというネーミングなので、単純にコンニャクだけ出てくると思っていたのですが・・これは嬉しい勘違いですねェ、亀山クン」・・・あ、カンケーないヒトですね・・
そんな訳で開缶したとたん、イカの匂いがフア~としてきました。それから出汁の香がかすかにしてきます。
伴先生でなくとも「いっぱいやっか?」の気分になってしまう香です。
このイカを煮た香を嗅ぐと呑みたくなるのは日本人のDNAのなかにそういうのがあるのでしょうかね~
いかにもヤマガタの手作りという形の玉コンニャクが6個、イカは1/4杯くらいでしょうか?この玉が6個というところが、私のような西部劇好きにはウレシイ数字でもあります。
一人前の肴にピッタリの量ですね。
いつものようにラップを使わないでチンしましょう!
石油製品を食べ物にくっつけたくない方はこのような蓋で温めると良いんだばァ、わがたが?
さて温まりましたので頂きます。ところでこういうときって、イカからにしようか、コンニャクからにしようか・・・迷いませんか
「その期待が迷いを起こさせる・・ということなんでしょうねェ・・」
だから~・・もうこのヒト出てこなくていいからァ
では、私はコンニャクから・・・・コンニャクはイカの味と香が滲みていて、歯ざわりはコンニャクで味はイカ?
美味しいのですが、トーホグの濃い味を期待していたのでちょっとビックリ。
しかしながら、薄味のコンニャクから染み出してくる出汁は上品で美味しいですね。
さてイカですが・・・これはスルメ?
缶詰のイカ独特の味と香ですが、味つけが甘くないので口に入ったときの匂いのしつこさはありません。
御飯には合わないかもしれませんが、酒には合います。
御覧のとおり甘みの調味料は数種類入っていますが、決して甘く感じません。
おでんの汁に醤油を入れたような味とでもいいましょうかね?
この缶詰はお気に入りに入れたいです。
随分と涼しくなってきた今日この頃・・・・
熱燗には早いけれど、冷酒じゃ喉を中々通ってくれません。
そろそろぬる燗がいいかな・・・・
山形の玉こんの缶詰、タンフニのだだちゃは是非ともこれをけ (食べなさい)
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