いわゆる鹿児島水族館なんですが、
公募によって、魚を意味する「いお」が愛称としてついています。
入ってすぐの大水槽。ジンベエザメがいきなり入ってます。
ジンベエザメが見れる水族館って、大阪の海遊館、沖縄の美ら海、石川の能登島と、ここだけだったはず。
去年の年始に家族旅行でセブでジンベエザメを見てきたので、
「下からみるとこんな感じなのか」というなんとも言えないコメントを親が放ってました(シュノーケルだと上から見る感じになるので)
ウミウシコーナーもあって、心がホクホクします。いいよねこういうやつ。
写真で見るといい感じに見えるけど、実物は結構ちっちゃいので、ダイビング中に見るのは大変なんですよね。
そして、やっぱり鹿児島といえば、深海マニアにはたまらない、サツマハオリムシ!
鹿児島の海底湧水(というか温泉?海底噴出孔?たぎりとか呼ばれてるらしい)にはサツマハオリムシっていう硫酸から栄養を得ている生き物がいます
詳しくは本読んでね「深海と地球の事典」が一番詳しくておいいかと。
光合成生物圏と化学合成生物圏、熱塩循環とか、深海にはロマンが詰まっています。
宇宙が未来を観るロマンだとすると、深海は古代と未知を観るロマンって感じです。
簡単に解説(間違ってたらごめん)
光合成生物圏→要するに俺ら。太陽光を光合成してエネルギーを得る生物とそいつらを食べる生き物群
化学合成生物圏→太陽光ではないもの、主に海底噴出孔とかの周りで硫化水素やメタンをエネルギー源に利用する生物の集まり。 生物圏っていうのはちょっと言い過ぎかも。化学合成生物群集とかの方が適切な表現かも
熱塩循環→深海にどうやって酸素が送り届けられているかという1200年もの物語。北大西洋とか南極海で沈んでいった海水が、太平洋まで来て、上昇するダイナミックなお話。
話がそれましたが、水族館の話ですゲフンゲフン。
今回はたまたまクラゲの展示もしていました。
クラゲ。なんとも言えない癒やしがあります。
こいつらを見ていると何も考えなくていいのです。
多分クラゲも何も考えていません笑
そして、さかなクンさんの絵とサインが。
うーん、王道を行く良い水族館でした。