6月13日の午後に、1.5コマ(90分)の講義を行った。布教のための仏教学という感じの講座になる。
今回のテーマは「政教分離」。今まで取り組んだことのないテーマなので、迷いながら右往左往しながら準備をしてきた。
なぜ民主義国家では政教分離としているのかの鍵は、実は宗教もイデオロギーも同じなのだという考えを伝えた。
自由主義・共産主義・民族主義などのイデオロギーは、宗教と同じであるというのは、新しい考察ではなくて、昔から言われていたことでもある。
名著『サピエンス全史』では、イデオロギーは宗教であると言い切っている。確かにそうだ。この考え方で、みんなを幸せにしていこうという方向は、宗教もイデオロギーも同じなのだ。
だから、くっついたり離れたりの状態になりやすい。
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